海賊iPadGamer | iPadGamer

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このブログは、iPadに関するゲーム情報、攻略記事、プレイ雑感などをつづっています。取り上げて欲しいゲームがありましたらコメントにて。

相変わらず仕事にかまけて更新できていないのだが、今回から数回に分けて名作Sid Meier's Pirates!のことを書いていく。


Pirates!はかなり昔に発売されたPCゲームのリメイクなのだが、iPadでプレイするようにタッチパネルに最適化されており、非常にプレイしやすい。もともとが名作だったこともあり、全てのiPadゲームプレイヤーにマストアイテムとしてオススメできるゲームの一つだ。たった600円でゲットできるアプリでこれほど遊べるのが信じられないくらいなので、まだプレイしていない人は悪いこといわないから即座にポチった方がいい


思い起こせばこのブログを書き始めたのが2011年の12月だから、もう4年になる。その第1回目に何も書くことがなくて(汗)、仕方なくSid Meier's Pirates!の隠しキャラ(シド)について書いたんだったなあ・・・。

パイレーツ


それでは始めよう。海賊iPadGamerの物語を・・・。



物語は港町のとある一族の団らんから始まる。一度は傾きかけた一族の運命もようやく開けようとしていた。積荷を満載した船団が入港することとなっていたのである。それさえ到着すれば、一族はモンタルバン侯爵に負った負債から解放され、昔日の反映を取り戻すはずだった。


しかし、一家の団らんは突如乱入してきた侯爵とその配下達によって破られる。船団は失われ、侯爵自らが負債の取り立てに来たのだ!


祖父、伯父、伯母、そして姉は侯爵に捕まり奴隷として連れ去られた。たった一人逃げ延びた少年は復讐を誓う。


10年後。逞しい若者に成長した少年は冒険の旅に踏み出した。侯爵に連れ去られた家族を救い、一族の栄光を取り戻すため、若者は新大陸に向かう・・・




これが主人公iPadGamer。ゲームプレイの難易度はもちろん最高のSwashbucklerだ。スキルはバトルに役立つ「剣の達人」を選んだ。その他にも、プレイ可能な期間に関わる「医術」や総督の娘との恋に有効な「ダンス」などのスキルがある。


新大陸には、スペイン、オランダ、フランス、イギリスの各勢力がいて、それぞれ同盟を結んだり戦争していたりする。今回iPadGamerはイギリスを選んでみた。ゲーム内ではどの勢力にも自由に属することができるので、初期に選ぶ国はプレイ開始地点を選ぶ以外あまり関係ない


新大陸に向かう船の中では、横暴な船長が水夫達に暴力を振るう。ついに反乱を起こしたiPadGamerは船長を追放し船を占領する。


船長として舵を握ることとなったiPadGamer。その胸元に輝くロケットの中には、片時も忘れたことのない家族の姿があった。


海賊iPadGamerの物語がここから始まる!




そんなわけで華麗なる海賊人生のスタート。早速手近な都市に上陸してみよう。イギリス領のネイビスだ。


これが町のメニュー。アイコンは左から、総督府、酒場、市場、港、記録、オートセーリング、港を出るである。


まずは総督に面会。総督によれば現在イギリスはスペインと戦争状態にあるらしく、当方にレター・オブ・マーキー(私掠許可証)をくれた。
・・・ちなみに、例え敵対行為を働いていたとしても、港に入港できさえすれば総督には面会できるし、いきなり逮捕されたりもしない。安心して面会して良い。


(海賊豆知識)レター・オブ・マーキーとは自国に敵対する勢力の船を自由に襲ってよいというお墨付きである。意外な話だが、海賊が盛んだった時代、各国は敵対国の勢力を弱体化させるために海賊達にレター・オブ・マーキーを乱発しており、海賊側もそれを利用していた。国家への帰属意識のある海賊はわずかであり、各海賊はその時々によって自由に各国の旗を掲げて敵対国の船を襲っていたという。このゲームでも、プレイヤーはどの国の総督にも自由に謁見できるし、どの国の船や港も略奪できる。



酒場にやってきたiPadGamer。酒場では仲間を雇ったり貴重な情報を得ることができる。


仲間は自由に雇えるしお金もかからない。艦船のキャパが許す範囲で100人くらいは雇うようにしておくと良い。ただし、人数が多いと食料の減りは早くなるし、分け前が少なくなるので不満も高まりやすいことには注意しよう。


酒場のマスターからは物資や船の修繕、総督の娘の評判などが聞ける。


バーのメイドからも様々な情報が聞ける。このメイドによると、英領アンティグアを目指しているオランダの貨物船Rijnが1000ゴールド以上の金を積んでいるそうだ。船の名前は何と発音するのかよく分からないが、海賊の獲物としては狙い目だろう。


酒場の隅には謎の旅行者がいて、海賊の財宝に関する情報をくれたりアーティファクトを売ってくれたりする。今回は最初なのでメインクエストに関する情報をくれた。一族を拉致したモンタルバン侯爵はどこかに強固な本拠地を築いているらしい。


モンタルバンを倒すためにはパス・オブ・リベンジという15のクエストをクリアしていく必要がある。とりあえず最初のクエストは船を一隻拿捕するというものだ。海賊にはお手の物のクエストである。


市場では物資の売買ができる。主に略奪品の売り払い及び食料の購入でお世話になるだろう。


港では船の修理やアップグレードができる。アップグレードできる項目は港によって違う。




一通り用事を済ませたiPadGamer。早速出港してみる。一度来た港は、その後オートセーリングの地点に登録され、自動で航行することが可能。長距離の移動にはオートクルーズは必須の機能だ。


近場にはイギリス領の他の港や、フランス、オランダの都市がある。今のうちにいくつか港を回って情報を収集しておく。


アンティグアの近辺でオランダの貨物船Rijnを発見。さっき酒場のメイドから聞いた船だ。早速血祭りに上げてやるぜ!


海戦開始。この時代の船の大砲は側面に付いているので(パイレーツ・オブ・カリビアンでご存じだろう)、相手に対して横を向かないと砲弾を撃ち込めない。上手く相手の進路を読んで砲弾を撃ち込みつつ、進路を切り替えて相手の砲弾を避ける必要がある。


戦争ではないので相手を撃沈してしまっては意味が無い。幸いこちらの船の方が船足が速いので、敵の砲弾を避けつつ突撃する。


この時代の海戦は船長同士のタイマンで決まる。自分の船員の数が尽きる前に敵船長を倒せればこちらの勝ちだ。船長さえ倒すことができれば、どんなに自分の形勢が不利でもこちらの勝利となる。剣の腕がものをいう。


戦闘はアクションゲームである。敵の攻撃をかわしつつこちらの攻撃を入れ、相手を追い詰めていく。


今回はこちらの船員数が多かったこともあり、こちらが圧倒的に有利。敵の船長はついに降伏した。


見事に敵船を拿捕。1100ゴールドも略奪したぜヒャッハー。




現金を入手できたが、こちらの船体も敵の砲弾を受け修理が必要。すぐ近くのアンティグアに上陸しようとしたところ、いきなり沿岸警備の砲台から攻撃を受けた。え!私掠許可証持ってるのに!・・・と言いかけてハタと気がついた。しまった、今はイギリスとオランダは戦争していなかったのだ。港のすぐそばで友好国の船に略奪行為を働いたことで、逆に海賊認定を受けてしまった。


おまけに港からはパイレーツハンターの戦闘艇まで飛び出して砲撃してきた。ボヤボヤしていると本当に撃沈されてしまうので、慌てて逃げ出し、近くにあった中立国のフランスの港に逃げ込む。


港に入港してホッと一安心。船の修理をした後、総督に面会すると、フランスのレター・オブ・マーキーを250ゴールドで売ってくれるとのこと。がめつい話だがとりあえずもらっておくことにする。


酒場で船員の補充をした後、再び謎の旅行者に話を聞く。無事にクエストを進めることができたようだ。


パス・オブ・リベンジの次の目的はトップ10位の海賊のいずれかを倒すというもの。2つ目のクエストにしていきなり難易度が上がったような気がするが仕方が無い。


海上で略奪を繰り返しながら復讐の途を突っ走るiPadGamer。必ずや家族を取り戻し、モンタルバンに目にもの見せてやる!