Colonizationにぶち切れそう | iPadGamer

iPadGamer

このブログは、iPadに関するゲーム情報、攻略記事、プレイ雑感などをつづっています。取り上げて欲しいゲームがありましたらコメントにて。

先日AppStoreをながめていてふと目にとまったゲームがある。その名もSid Meier's Colonizationだ。えっコロがリリースされてんの!?ホントに!?・・・などという正常な判断力を働かせる間もないままに即ポチ。


Colonizationは、昔々にリリースされたシドのターンベースストラテジーの傑作。シドのストラテジーと言えばCivillizationの方が有名だが、このColonizationはCivの1~2の間くらいに登場したもの。アメリカ大陸の開拓からはじまり、植民地を広げて交易を拡大し、更に本国との独立戦争に勝利するのが目的だ。シドのゲームらしくはまり要素は満点だったのだが、ネイティブの人たちに対する扱いがやや酷いので、展開は限られていた。


続きを読む(PC版)

ポチってから気がついたのだが、リリースは2kでもない謎の会社。イヤな予感はしたものの、起動してみると「ピポペー」という懐かしい音楽が流れてくる。


だが、しばらく感動に浸ってからハタと気付いた。これってタダのエミュじゃん! リリース日は1995年2月とか書いてある・・・。


昔はこんな粗いグラフィックでもはまれるゲームがあったんだよな~・・・と、メッチャ懐かしいのは懐かしいのだが。


実際のゲームプレイの操作性は劣悪そのもの。もともとのゲーム自体がユニットをキーボード操作するものだったのだが(何といってもMS-DOS時代のゲームだ)、その操作をソフトウェアキーボードでさせるという強引さ。


マウス操作も画面のタップではなく、画面上に表示されているマウスカーソルをドラッグして行うというものだ。とにかく操作しづらい!


iOS版をつくるならつくるで、画面デザインはともかく、ちゃんとiOS用のタップ操作に作り替えておくのが最低限のルールというものだろう。良く訓練されたゲーマーを自認しているiPadGamerではあるが、高い難易度には耐えることができても低い操作性には耐えられない。こんなタダのエミュを金取って売るなんて、オリジナルColonizationに対する冒涜と言えよう。


そもそもColonizationは有志によるフリー版やCiv4のエンジンを利用したリメイクもでている。こっちをiOSに移植してくれた方がよっぽど良かったよ・・・。


まあ今回は貴重な勉強代だった(それ以下ではあっても以上では無い)。これを教訓に、キチンとしたデベロッパーから出ているアプリを買うようにした方がいいだろう(泣)。



今回のコロが余りにも酷かったので、逆に昔のシドのゲームの移植版をやりたくなり、超傑作のPirates! for iPadを久々に引っ張り出してプレイしている。やはり面白くてやめられないのがシドのゲームたる所以だ。


Pirates!はリリースから随分経つが、未だに寝食を忘れて楽しむことができる本当の傑作。プレイがまだの人は、まあだまされたと思ってプレイしてみて欲しい。是非オススメしたい。


そういえばこのブログでPirates!のことを紹介したこともなかった(汗)この傑作について皆さんに知っていただきたいので、今度プレイログ風にまとめてみることとしたい。