Rogue系ゲームの醍醐味の一つはアイテム集め。そもそも、強敵を倒して様々なアイテムを収集するためにこそ、単調なダンジョンに潜るわけである。まれにこの点を勘違いして、ダンジョンをクリアさせることを目的に設定したRogue系ゲームがあるが、それらが例外なく微妙ゲーであるのは、プレイヤーのこの心理を分かっていないからである。その点、Wizrogueには、主にイベントダンジョンにおいてアイテム集めの要素も加味されており、明らかにそれが魅力の一つだ。
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アイテム集めRogueで大人気をはくしたAngbandみたいに、「名のあるアイテム」(アーティファクト)なども今後追加してほしいところだ。インチキに近いほど強い敵を罠に誘い込んではめ殺し、鼻血が出るほど強いアーティファクトをゲットする・・・なんて最高じゃないですか。
ところで、このゲームはメインストーリーとエクストラ迷宮に分かれている。メインストーリーは、10階層(レベル9ダンジョンは5階層)まであるダンジョンを突破していき、最終階層でボスを倒すというもの。普通にプレイを始めた人はまずこちらをプレイすることになるだろうが、メインダンジョンは敵からのドロップも正直イマイチなので、あまり繰り返してプレイする気になれない。どちらかといえば、エクストラ迷宮の方に何度も潜ることになるだろう。
Wizrogueの良いところは、エクストラ迷宮が期間限定で次々に新しく追加されるところだ。これによって、単調になりがちなダンジョン攻略に飽きが来ないようになっている。実際、普通のRogue系ゲームなら一回クリアすれば終わりかもしれないところが、Wizrogueは全然止める気にならない。現在リリースされているのは、ファイナルファンタジーアギト?なるゲームとのコラボダンジョン。これも期間限定だ。
アギトダンジョンの敵はスライム系のようなのが多い。カティノは比較的効くので、カティノ→マハリトなどでサクサク倒せる。
大型スライムにもカティノが効いたりする。最終レベル以外は、攻略に余り苦労しないだろう。
最終レベルのダンジョンのボスはベヒーモス。コイツはさすがに超強敵で、iPadGamerのパーティでは苦戦必至。
ベヒーモスは単体攻撃と全体攻撃を半々くらいで繰り出してくる。こちらも、魔法使いのレベル4呪文ポンチ(加速)を唱えて、1ターン2回攻撃で対抗。ポンチの効き目はわずか3ターン程度しか続かないため、フルに攻撃に使わなければムダが出る。マゾピックで透明になっておいて、敵に隣接してからポンチが良いか。
危なくなったらマゾピックで透明化して回復。強敵に対しては欠かせない戦法だ。
いきなりのメテオでパーティの半数以上を虐殺される(泣)。満身創痍になりながらもなんとかベヒーモスを倒し、あとはマゾピックを使って出口まで全力疾走。ラスト、出口直線でマゾピックが切れたが、新呪文バラー(位置入替)で階段の前に立ちはだかる敵と自分の位置を入れ替え、なんとか生還。
迷宮制覇の報酬は、SRキャラの侍クラサメ。片手剣と鎧の良いのを最初から装備している。レベルを上げれば即戦力になってくれそうだ。
もう一つ、現在毎日時刻限定で追加されているイベント迷宮がある。これもファイナルファンタジー絡みのイベント迷宮のようだが、最終ボスのサボテンダーが強すぎ、現在のiPadGamerのパーティではほぼ攻略不可能。今まで2度ほど1ダメージも与えられないままに皆殺しになっている。まったくFFは地獄だぜフハハ。