Firaxisには困っている | iPadGamer

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このブログは、iPadに関するゲーム情報、攻略記事、プレイ雑感などをつづっています。取り上げて欲しいゲームがありましたらコメントにて。

更新が滞り大変申し訳ない。最近のFiraxisと2K Gamesには本当に困っている。ただでさえ暇がない日常に、Ace PatrolとXCOM: Enemy Unknownという、単体でも破壊力満点のグレネードを2つも投げ込んでくれたおかげで、ブログの更新どころではない。


とりあえず今回はXCOMの話をしよう。昔からこのシリーズは奥が深く、何度も繰り返してプレイしてしまう魅力があるのだが、今回もそれに変わりはない。初回プレイでは為す術がなくても、繰り返すごとに「待てよ、この施設を先に作り始めないとダメかな・・・」とか、「この研究を先にしないと、次々死人が出るぞ・・・」とか、プレイングの質が着実に向上していくのが楽しい。


当方がプレイしていたのは、遙かな昔にリリースされていたX-COM(UFO DefenceやTFTD)なのだが、最新作のXCOMも、この初代X-COMのそのまんまのリメイクだ。まったく、最初から完成されていた作品だったよX-COMは・・・。


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現代的になったXCOMのプレイングでも、重要な要素を占めるのはエイリアンとの戦闘。そこで今回は、XCOMにおける戦闘の話を若干したい。




●部隊編成

ミッションコントロールでスキャンを続けている(時間を飛ばしている)と、時々エイリアンのUFOが現れたり、エイリアンの侵攻が起こったりする。


放っておくと被害が拡大するので、戦闘部隊を送り込んで、エイリアン達を片付けなければならない。装備を調えて、すぐに現場に向かおう。


部隊編成でおすすめは、ヘビー2、アサルト2、スナイパー1、サポート1といったところ。


ヘビーの特長は、伍長でもらえる「弾群」(動かないで撃った最初のショットのあと、行動ができる)のみ。固有能力のロケットランチャーは、範囲攻撃なのは良いのだが、戦利品を破壊してしまい、回収できるアイテムが減るという問題点がある。また、マシンガンの命中率も悪く、なかなかダメージを稼げないという難点がある。早めにレーザーマシンガンに切り替えたいところだ。


アサルトの特長は、昇進直後にもらえる「ラン&ガン」。ダッシュ後に射撃ができるので、ここぞというときに頼りになる。もう一つ、軍曹でもらえる「電光反射」も重要。敵のリアクションショットが必ず外れるので、アサルトが最初に動いて、わざと敵のリアクションショットを無駄撃ちさせることができる。切り込み隊長として、部隊に一人は欲しい。


サポートの特長は、伍長昇進時にもらえる「スプリンター」。移動範囲を3マスも増やしてくれるこの能力は、サポートの使い勝手を極めて良くしている。また、少佐でもらえる「ディープポケット」は、通常なら1つしか持てない装備を2つ持てる能力。治療キット+アーク放電機のコンボで、傷ついた味方の治療も、エイリアンの捕獲もできるようになる。難点は、終盤の攻撃力不足。チームメイトとの連携で補おう。


スナイパーについては、まずは昇進して伍長を目指し、「スナップショット」「部隊監視」をゲットしよう。このどちらを取るかで、スナイパーの戦略が変わってくる。スナップショットを取った場合は動きながら、部隊監視を取った場合は部隊の最後尾から、高い命中率で部隊の攻撃の主力になってくれるだろう。中尉で入手する「バトルスキャナー」(視界を広げるスキャナを投げられる)、大尉での「日和見主義者」(リアクションショットでの照準ペナ無し)なども、非常に強力。




●装備について

武器については、研究開発が終わり次第、最も強力な武器を装備すればOK。あまり考えなくて良い。むしろ重要なのはアーマーで、こちらの開発を優先しよう。なるべく良いアーマーを着せるようにしないと、隊員の命がいくらあっても足りない。


アーマーを着ると、体力にボーナスが加わるため、生存率が飛躍的に高まる。また、一部のアーマーは、防御力(回避率)にもボーナスがある。


そのほかの装備としては、SCOPE、治療キット、アーク放電機、ナノベストなどがよく使うだろう。SCOPEは、単純に命中率を引き上げてくれる。泣きたくなるほどこちらの攻撃が当たらないこのゲームでは、新兵必需品の一つ。


治療キットは、隊員が受けたダメージを治療してくれる。一回で4治療してくれるのだが、平気で10ダメージとか喰らうこのゲームでは、治療がなかなか追いつかない。1つで3回使えるサポート専用かも。


アーク放電器は、敵を麻痺させることができる。アサルトやディープポケットを入手したサポートは、是非装備しておきたい。


放電器で敵をスタンさせることによって、2つの利益が得られる。まずは、敵が現在所持している武器を入手できること。敵のプラズマ兵器は、通常の攻撃で敵を倒すと爆発してしまうが、スタンさせれば無傷で入手でき、XCOM隊員が利用できるようになる(ただし、まずは研究が必要)。もう一つ、生きたままの敵を尋問して知識を得ることが、エンディングにたどり着くには必須条件。そのためには、多少の危険は冒しても、スタンさせなければならない。


敵をスタンさせるには、ある程度敵のHPを減らさなければならない。敵の体力が、初期状態なら4、強化版なら6を切っていれば、スタンさせることが可能。その場合は、下の画像のように、スタン可能を示すサークルが表示される。




●戦闘開始
ミッション現場に着くと、ブリーフィングが表示される。いよいよ、エイリアンとの戦闘だ。


隊員の移動は2段階。まず、最初に移動できる範囲が、青い枠線で表示される。この範囲内なら、移動した後に攻撃が可能。


一度青枠内で移動すると、今度は黄色い枠線に変わる。この範囲も移動できるが、その場合は移動終了後に攻撃も監視もできない。


敵が視界に入ると、エイリアンのアイコンが表示される。サウンドをオンにしておくと、エイリアンを視認すれば「ポポッという音がするので、分かるだろう。こちらが視界に入るとエイリアンもおそってくるので、あまりたくさん起動しないようにするのがコツだ。


攻撃可能な場合、発砲アイコンで攻撃することができる。複数目標がある場合は、どの目標を攻撃するか選択が可能だ。上手く相手を攻撃できるような位置取りをしよう。一応、命中確率も表示されるが、本当にランダムではなく、攻撃開始時には既に命中するかどうかは決まっている(何度セーブ&ロードをしても、結果は同じになる)。


移動するときは、一回の移動の終わりに必ず隊員が遮蔽物の陰に隠れるようにしよう。このゲームの場合、遮蔽物のないところにむき出しで立っているのは、殺してくださいと言っているようなものだ。また、できるだけ隊員同士がお互いをカバーできるような位置取りを保って動くのが望ましい。


青枠内で移動を終えた場合、射撃をしなければ監視モードに入ることが可能。


監視モードに入ると、視界内に最初に入った敵に対して、自動的にリアクションショットが行われる。スローモーションのカットインが入って、大変かっこいい。


リアクションショットが命中すれば、敵にダメージを与えられ、場合によってはそのまま倒すことが可能。従って、無理に長距離移動しようとせず、移動終了時にはなるべく監視モードに入るようにしよう。


むろん、敵も監視モードに入ることがあり、視界に入った味方を攻撃してくる。なるべく移動せずに倒すか、アサルトの特殊能力の電光反射で無駄撃ちさせよう。


便利なリアクションショットだが、命中ペナがあるらしく、通常攻撃に比べて命中率はかなり低い。集中砲火を浴びせても片っ端から外れるので、嫌になることも多いかも・・・。


メンバーのステータスには、体力(HP)・意志力(精神力)・防御力(命中しづらさ)・照準(命中率)などがある。これらの数値は、昇進すると徐々に伸びていく。


中でも意外に重要なのは意志力で、これが低い場合、撃たれたり味方が殺されたりすると、すぐにパニック状態に陥ってしまう。


パニックになると、味方に向かって攻撃したりする。極めて危険なのだが、注意しようもないのが困るところだ。




●兵士は消耗品
メンバーは、敵を倒すと経験値が上がり、一定の経験を積むと昇進する。昇進すればステータスも上昇し、特殊能力もゲットできるので、新兵はなるべく実戦に連れだそう。


このゲームの場合、部下は次々に死んでいく消耗品だ。その意味でも、新兵は早めに昇進させておきたい。また、育った兵士には良いアーマーを着せて、なるべく殺さないようにしよう。


あまりにも死ぬゲームなので、セーブ&ロードを駆使してもかまわない・・・というか、初心者にはそちらがおすすめだ。ミッションの度に隊員全滅、作戦失敗では、ゲームを続けるのも嫌になってしまうだろう。アイアンマンモードに挑戦するのは、ある程度慣れてきてからで良いと思う。


なるべく早い段階で基地に士官訓練学校を建設し、部隊のサイズを増やしておこう。少し無理をしても、部隊サイズ1だけは早めに買っておくのがおすすめ。隊員数が4人と5人では、天と地の差がある。




●その他
スナイパーがレベルアップで使えるバトルスキャナーは、グレネードのように投擲すると視界が広がるアイテムだ。視界外からの不意討ちを避けることができる。


スキャナーの範囲内に表示されても、こちらが視界内に入らない限り、敵は気がつかない。その間に、位置取りを考えることができるだろう。


なお、遮蔽物として使う際に気をつけなければいけないのは、下の画像のように燃えている車だ。


このような車は、一定ターン後に爆発する。そのときにすぐ側にいると、爆発に巻き込まれてしまい、場合によっては即死だ。燃えている車からは、なるべく離れておこう。


開発が進むと、SHIVというロボット兵士も使用できるようになる。


ただし、SHIVを使用する際は、部隊のメンバー枠を一つ使ってしまう。人間と違い、SHIVはレベルアップもしないので、これで敵を倒すのは無駄が多い。


SHIVの長所は、HPが高いことと、死んでももったいなくないことだ。人間を送り込む前にSHIVを先行させ、敵のリアクションショットを先に受けてもらうなど、あくまで人間のサポートとして使うのが良いだろう。