懐かしのLDゲーム | iPadGamer

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このブログは、iPadに関するゲーム情報、攻略記事、プレイ雑感などをつづっています。取り上げて欲しいゲームがありましたらコメントにて。

今回は、SPACE ACE HDDragon's Lair HDのようなLDゲームの話を書いてみたい。画像がないものが大半なので、詳しく知りたい方はググって欲しい。

●Dragon's Lair
このゲームは非常に有名。このブログを読まれている方でも、ご存じの方は多いだろう。


主人公は、「勇敢なる騎士」ダーク。


ダークを操り、ドラゴンのいる魔法の城に向かう。


目的は、ドラゴンにさらわれた王女ダフネを助けることだ。


この跳ね橋のシーンは有名。しかし、Appの解説によれば、北米バージョンではこのシーンは無かったらしい。


様々な罠を抜け・・・


様々な敵を倒していく。


スペースエースと比べ、一つのシーンが極端に短い。場合によっては一つの操作だけで終わるシーンもある。


この点は、1ステージが長く、ストーリー性やキャラクターが確立しているスペースエースの方が、遙かに上。


ついにダフネ王女を発見。


「お願~い、私を助けるために、あのドラゴンを殺して~ん」・・・だと。そのビッチぶりは、ただ者ではない。


キャラ的な魅力は、ダフネ王女に比べ、キンバリーの方が遙かに上


ダフネ王女は、まるでドロンジョ様だが・・・ドロンジョ様の方がずっと気品や美しさがある。比べるのが失礼なくらいだ。


こんなの(失礼)のために、必死にドラゴンと戦う主人公。


ついにドラゴンを倒してハッピーエンドだw。



・・・先ほど、このゲームは非常に有名、と書いたが、もしかしたら所謂クソゲーとして有名なのかもしれない。というのも、ドラゴンズレアがあまりにもヒットしたため、本作をモチーフにファミコン用のゲームが開発され、それが桁外れに難易度が高かったからである。詳細はクソゲーまとめWikiを参考とされたいが、それがあまりに有名であるがために、やったこともない本作をクソゲー呼ばわりする輩も多く、困ったものである。


ちなみに、スペースエースの方にも、同様の作られ方で、同様の極難易度の家庭用版がある。そちらの方がむしろ有名なため、原作を知りもしないでクソゲー呼ばわりする大馬鹿者が多いのも、全く同様。




ここからは、そのほかで印象に残っているLDゲームも、記憶をたぐりつつ紹介していこう。ここから下は、iPadゲームとは何の関係もない昔話なので、興味の無い方は読まないでOK。

●サンダーストーム
データイーストが日本アニメで作ったLDゲーム。当時流行っていた「ブルーサンダー」などの戦闘ヘリものを題材に、ヘリコプターを操って世界各地でテロリストと戦うという内容。こちらが紹介動画

サンダーストームは、Cobra Commandという名前でiPhone用Appとして配信されていたのだが、残念なことに現在は日米ともに配信を停止している。


●ロードブラスター
こちらは、サンダーストームに続く第二弾。妻を暴走族に殺された男が、チューンナップされた車を操り復讐していくというもの。これも、当時流行っていた北斗の拳のような雰囲気。紹介動画はこちら

こちらの方は、AppStoreで購入することが可能。iPhone版とiPad用のHD版の2種類がある。


●忍者ハヤテ、タイムギャル
こちらの方はタイトーのLDゲーム。詳しい内容を一切忘れたが、忍者の方は、おそらく敵にさらわれたお姫様か何かを助けに行っていたような・・・?

タイムギャルの方は、時間警察の女の子(可愛い)が、タイムトラベルしながら悪漢を追うというもの。今出せばもっと売れるんじゃないか?と思うような、時代を先取りしたゲームだった。


●バッドランズ
LDゲームブームに、コナミまでが調子に乗って参入。これは西部劇のガンマンもので、ボタンのみの操作で、早撃ちで敵を倒していく。・・・と書くと、西部劇ファンの喜びそうな、まともなゲームかと思いきや、倒すべき敵の多くは化け物だったり怪獣だったりと、まともな決闘シーンなどほとんど無いという怪作(本当)。


・・・ハッ!。ま、まさかロフトのSix-Gunsで、モンスターが敵で出てくるのは、本作へのオマージュなのか!?


●スーパードンキホーテ
Mr.Do!で有名なユニバーサルのLDゲーム。内容は、ドラゴンズレア系、としか言いようが無い。最初のデモ画面に、ラストのボスを倒すシーンがそのまま流れるという、異色のゲーム(本当)。なお、激安スーパーとは何の関係もない。

●Firefox
こちらも、ブラウザとは何の関係もない輸入版LDゲーム。クリントイーストウッド監督・主演の戦闘機もの映画の名作「ファイヤーフォックス」をモチーフに、その画面を流用してLDゲーム化。内容は、ATARIのスターウォーズ同様、照準を操作し飛来するミサイルを片っ端から撃ち落としていくという、単調きわまりないもの。


このゲームの唯一の売りは、デモ画面で流れる映像の格好良さ。飛び交う銃弾と燃え上がる炎、そこら中を行き交う敵の兵士達の中で、平然とファイヤーフォックスに乗り込んでいく黒ずくめのパイロットスーツ姿のイーストウッドが超カッコ良い。このゲームの価値は、このデモ画面のみである。

●クリフハンガー
これも輸入版LDゲーム。なんと映画版のルパン三世の映像をそのまま使って、それをゲームにしている(本当)。基本は「カリオストロの城」で、プレイヤーはルパンを操作してクラリスを助け伯爵と戦うこととなる。「カリオストロ」の部分はセリフが英語に吹き替えられているが、途中に入る「ルパンvsクローン」のシーンでは、ルパンが「五右衛門~カッコイ~」と日本語でそのまま叫んでいたりしていた。



・・・考えてみれば、ここで紹介したゲームは、ほとんどラストまでクリアしていたりする(さすがにファイヤーフォックスは除くが)。自分の我慢強さに驚くとともに、タイムギャルもHD版でiPadに出て欲しいと願ってやまない。

・・・いや、あれはアップルの審査を通らないか・・・。