Galactic Phantasy | iPadGamer

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このブログは、iPadに関するゲーム情報、攻略記事、プレイ雑感などをつづっています。取り上げて欲しいゲームがありましたらコメントにて。

Galaxy Pirate Adventureが、製造元の名前がSunfishからMoonfishに、名称がGalactic Phantasyに変わってセールになっている。Appストアには85円セールは12/26までだよ!と書いてあるものの、12/28現在まだ85円で売っている模様。このゲーム、ストーリーを進めている間はかなり面白いので、85円ならお買い得であるので試してみてはどうだろう。

タイトル


今回、アップデートして名称が変わったが、変わったのは名称だけでゲーム内容等には変化は無し。一応紹介しておくと、宇宙海賊である主人公の機体を操って、様々なミッションをこなしながらストーリーを進めていくというゲームである。

宇宙船のデザインは、昔懐かしいHomeworld(激古)的なメカニカルなもの。主人公が最初に乗るのはFrigate(FG・フリゲート)だが、Transport(TS・輸送艦)、Destroyer(DS・駆逐艦)、Cruiser(CS・巡洋艦)、Battle Ship(BS・戦艦)、Battle Cruiser(BC・巡洋戦艦)と順に強力になっていく。一見すると、BCよりもBSの方が強そうな気がするが、この世界では火力・防御力全てにおいて、明らかにBCが最強艦。

宇宙


ゲームがスタートすると、ストーリーに沿ったチュートリアルが始まり、その後は画面に表示される案内に従ってストーリーをこなしていく。ストーリーが分からなくなったらノート型のアイコンをタップすれば、次の目的が表示される。表示は英語なので、ゲームを十分に楽しむためにも一応大まかなストーリーを以下に載せておく。自分で楽しみたい人は飛ばして欲しい。

主人公は宇宙海賊の首領Alexanderの息子。父の命令に従って数々のミッションをこなしていくが、自殺的な任務で絶体絶命の窮地に追い込まれる。からくも逃げ延びた主人公は、父が自分を殺そうとした理由を知るため、仇敵だったBroune卿と接触、自分の母が父によって囚われていることを知る。どうやらAlexanderは、母の体内に隠された(?)宇宙創成の秘密(?)を手に入れようとしているらしい。Alexanderの本拠地を強襲して母を助け出したものの、Brouneは捕まってしまう。Brouneを救うため、主人公は強力なAlexanderの艦隊に決戦を挑む・・・。

・・・といったストーリーなのだが、母の持つ宇宙の秘密は謎のまま、あちこちで出てきた伏線らしき人物も後半では消えてしまったりと、どうもシナリオ破綻気味であることは否めないところだ。

戦艦はシップヤードで「フィッティング」を選ぶとカスタマイズできる。船の種類によって武器やパーツを幾つ積めるかが決まっている。武器やパーツを替えたい時は「チェンジ」のボタンを押すと現在保有している一覧が出てくる(ここで購入することもできる)。船種ごとにCPUの容量が決まっており、各武器・パーツに必要とするCPUの合計が容量を超えると装備できなくなる。

装備


武器やパーツは単に装備するだけでは無く、それぞれクルーをはり付ける必要がある。クルーにはパラメータが2種類あり、上段のパラが高いほど武器やパーツの性能が上がり、下段のパラが高いほどCPUの使用率が下がる。クルーが不足する場合は「リクルート」を選ぶとその基地にいるクルーが表示されるので、なるべくパラの高いのを雇おう。

クルー


・・・問題は、雇いすぎたクルーを解雇できないこと。別に解雇しなくても何ら支障は無いのだが、後半になってきてほとんどのクルーを99で揃えたくなると、パラ15とかのキャラの山に埋もれてしまい、一々探すのが面倒になるのが困る。

移動は主に星系図で行う。一度でも訪問したことのある星は、星系図上でタップするとオートパイロットで行くことができる。移動が面倒なのでオートパイロット必須。

星系図


これが敵との戦闘画面。画面を見ると、一見アクションゲームのようだが、実際にはアクションの要素はほぼ皆無だ。

戦闘1


武装は後半に行くほど、ビーム兵器が主力になる。ミサイルは、あくまで相手にシールドを上げさせてエネルギーを消耗させるための手段と割り切った方が良い。補助装備のスロットは色々挿せるので迷いそうだが、自機の場合はシールド発生装置に一つ使い(これは必須)、残りは全てエネルギーの容量を増大させるCapacitorにした方が良い。特にイベント戦では自機が集中砲火を浴びるので、2~3回でエネルギーが切れてリチャージ状態になってしまうようではお話にならない。自機が連続してシールドをはって敵の攻撃を引き受け、敵のエネルギー切れを待てるくらいの容量が欲しい。

戦闘2


照準が自動なので、操縦テクニックとかほとんど関係ない。純粋に強い艦が勝利するという大艦巨砲主義のゲームなので、イベントバトル等で行き詰まったら金を貯めて十分艦隊を強化してから挑もう。ストーリー上は「ただちに○○しろ!」みたいな指示が出るが、ゆっくりプレイしてOK

戦闘3


このゲームに欠点があるとすれば、ストーリーをクリアした後のプレイアビリティが少ないことだ。全ての星系に行けるようになったりするのだが、そう広くなるわけでも無いし、新たな目標ができるわけでもない。
強いて最終目標を上げるとすれば、最強のBCである「ドゥリンの災い」を建造することかもしれないが、現状でも既に我が艦隊はほぼ無敵なうえ、同艦の建造に必要となる物資の量が膨大すぎることもあって、さすがのiPadGamerも挑戦する気になれない。このあたりは、Ver.UPによる新ミッションの追加や、ドゥリンを造ろうという気になる強い敵艦隊の登場を待ちたいところだ。


なんにせよ、ストーリーを進めている間はかなりの面白さなので、これが85円は即買いだろう。