今回はインフィニティブレード2の攻略とか全く関係ない雑感を綴りたい。2をプレイした最初の回から気付いたのだが、今回微妙に閣下(ゴッドキング)がカッコ悪くなっていないだろうか。
カッコ悪い、というのは、奪われちゃったインフィニティブレードを取り戻すために姑息な小細工をしたりとか、主人公からの挑戦を受けてやってくるときその辺のチンピラみたいに手下を連れてきてそいつらから戦わせたりとか、ノックアウトされちゃって気絶したまま遙かな遠方まで担がれて運ばれちゃったりとか、そういった小物ぶりが目立つようになった・・・という意味ではない(それはそれで十分カッコ悪いが)。
・・・そうではなく、今回の閣下に際立っているのは、ビジュアルの劣化である。
試みに画像を比べてみよう。これが以前の閣下だ。部下のタイタンが眼前で倒されてもこの落ち着きぶり。正にゴッドキングの名にふさわしい。
・・・それが、今回はこう。妙にヘルメットが簡略化されていまいのっぺりした印象で、角の数も減っている。
もう一つ、こちらのシルエットでは、一見美しいヘリオアーマーにも幾つもの戦いの傷跡が見て取れる。単なる空威張りではない、歴戦の重々しさがある。
・・・それが、今回はこう。仮装大会のレベルに落ちてしまっている。振る舞いも軽々しいというほかはない。
インフィニティブレード2における閣下は、ヘルメットの角も減らされ、総じて鎧のプレート以外の部分がやけに目立つようになってしまっている。まるで予算を減らされた着ぐるみのようだ。これらの閣下のショットを比べていて当方が思い出したのは、バルタン星人である。
下の画像が、初代ウルトラマンのバルタン星人。カッコ良いの一言である。
・・・こちらは、帰ってきたウルトラマンに出てきたバルタン星人。このビジュアルにはもはや弁護の余地はないだろう。
ウルトラマンネタを出したところでふと思いついたが、もしかして今回の閣下は、偽ウルトラマンならぬ「偽閣下」なのではないだろうか。・・・そのような疑念も持たれるところだ。