恩師から、マーケティングに関する本をたくさん譲り受けました。

その本のひとつが、

「レクサスが一番になった理由」 ボブ・スリーヴァ著

10年くらい前の著書ですが、恩師がブランディングと格闘していた痕跡がたくさん残されています。

 

クライアントの社長だったころの恩師は、

誰から捕まえては、

「ブランドってなんだと思う?」

と、尋ね廻り、私もしつこく尋ねられたそのひとりです。

 

そんな訳で、「レクサス」というブランドについて書かれたこの本は

とても興味深く読みました。

 

その中からいくつか、 センテンスをご紹介します。

 

ブランドは複数ある。

・バリューブランド

回転寿司でいいネタを食べられる

・プレミアムブランド

高級な寿司屋で雰囲気も味わえる

・ディスカウントブランド

ふつうの回転ずしでふつうの寿司をたべる

 

仮に、プレミアムブランドを目指すとしたら、

「モノを売ることではなく、経験を売る」

寿司屋であれば、ワクワク感や、独特な雰囲気、 ネタの美しさ、心配りなど、

味と大事な思い出をセットにして、1+1を3にする世界観が、プレミアム・ブランドの世界

だと紹介しています。

 

究極を言ってしまえば、

モノ=ブランドではなく

一度、ブランドが確立してしまえば、ブランドはモノ抜きでも生き残ることができる-と

 

確かに、デザイナーブランドの多くは、メインデザイナーが変わり商品そのものが変化してもしっかりと 生き続けています。

 

著者は、

日本についても書かれていて、

日本でブランド論を難しくしているのは、ものづくり立国だから
いいモノを作れば売れる-といった時代は終わったことを理解しないと、ブランドは理解できない

最初にモノをつくり、それからブランドを考えるのではなく、

もの作りとブランド戦略は同時に行われるべきものだ

手厳しいことに、ソニー以外の日本メーカーは、そこを理解していないと。

 

そして、

モノと人間との関係性をもっと深く考えて、自分が作ったモノとお客様の立場との間に発生する「経験」や「体験」に焦点をあわせる。

モノづくりに「おもてなし」の心を内蔵すべき。

だと。

 

 

あれ、あれ・・・

おもてなしやサービス、本来であれば、日本の得意分野。

「わび・さび」や「あ、うん」の呼吸など、感性は元来豊富なはずの日本人。

あって当たり前と思うがゆえに、それらを協調してこなかったのか

やはり、もの(機能やコンパクト化)にこだわり、それらを全面に出し過ぎるせいなのか。

 

モノに価値を付けるのではなく

しっかりとサービスに価値をおく

重要視すべきは、

お客様の肌感覚

なのかも知れない。

 

そんなことを改めて、認識した本でした。


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