クライアントさんから、相談がありました。

 

データ重視になってくると、お客様を見誤ってしまう懸念があります。

なんとか、その事をスタッフに理解してもらうには、どうしたら良いでしょうか?

 

スタッフが売上データだけを見て、お客様に対応していると

お客様個々に持っている

・商品を購入した背景

・商品に期待している効果

・購入に対する不安

など、肌で感じる必要がある要素を、見落としてアプローチしてしまいがちになるのを、懸念されていました。

 

経営者としては

営業スタッフや問い合わせ対応スタッフに

そうした背景をしっかりと把握したうえで、お客様との接触にあたってほしい-

というお気持ちがよく解ります。

 

対面や電話で販売をかけるような場合は

こうしたバックボーンやインサイトを知らずに対応すると、逆効果になってしまう場合もあります。

でも、うまく情報が共有できていれば、感動を与えるような対応をすることもできます。

 

顧客サービスで有名な「ザッポス」では、コールセンターが大きな役割を果たしています。

手厚い顧客サービスを売りにしていますが、忘れてはいけないのが、ザッポスは、ネット通販会社である-ということです。

 

商品販売サイトを含めて、その多くはIT化され

かなりの量のメールによる問い合わせや

コールセンターが受ける電話

などの情報を共有し、活用していることは、想像できると思います。

 

同じ情報化-

ザッポスのシステムに、魔法杖が仕込んであるとは思えませんよね。

感動「ワォ!」を与え、75%を超えるリピート率をただき出す実績は

どのような情報を共有すべきなのか、の概念がしっかりとしているのだと思います。

 

では

具体的にITシステム をどう、利用するのか-

ちょっとした案をご紹介します。

 

よくあるのが

お客様基本情報以外の細かな内容は「備考」という項目に入力です。

多分、スタッフによって、入力内容もまちまちなのではないでしょうか?

 

例えば、これを

☆お客様の感情

☆お客様のおかれている立場

☆お客様の一番嫌な事

などのように、具体的な項目ごとに入力する枠を用意することで、だいぶ情報に対する意識が変わってきます。

(もちろん、企業や扱う商品によって、何を項目にすべきかの判断は必要ですが)

 

そして、これに、プラスして

利用する営業スタッフ側にも

参考になったコメントなどには、

「この情報は参考になりましたか ○はい (★★★☆☆) レベル5段階で評価)」

(社内ですから、辛口よりも、Thank you の気持ちを表します)

などの評価を入力できるようにして、どんな情報が、うちのセールスの現場で有効なのかを

スタッフ全員で共有することができれば、情報の質もどんどん上がってきます。

 

 

24時間、365日稼働するコールセンターで実現したザッポスの究極の顧客サービス。

経営者の考える、お客さまとどう接したいか

そのために、どんな情報が必要なのか、

を、しっかりと仕組み(システム)化することができれば

自然と、体制はできてきます。