漫画家芦原妃名子先生の件 | 『拝啓、夫が捕まりました。』でんどうし奮闘記

『拝啓、夫が捕まりました。』でんどうし奮闘記

鬱で元被害者の妻とつかまった夫の奮闘記。

本日は連載を止めてでも
いち作家として言及しなければ
と思いお時間頂きます

先日、漫画家芦原妃名子先生
が亡くなられました

 

 

ご存知の方も多いかと存じますが
先生の葛藤を思うと忍び難いです

描き手はコマさえ割って
いればすでに漫画家で
プロもアマも関係ありません
違いは売れてるか売れてないか
ただそれだけです
今回の件はプロでやっていく
と誓って励む作家の私の
心を苛むものでした。
私は同時に先人でもある

先生方のファンでもあります
ファンの立場であれば
出版社である小学館編集長
以上の役職並びに、
今回携わった制作会社と
日テレに強い憤りを感じます
また小学館の編集部以下の、
部下に人身を惑わせるような
声明を発表させる幹部たちは
出版社という権威を振りかざし

弱い立場である漫画家と部下を

パワハラまがいに弾圧している
と言わざるを得ません

本来、出版社である小学館
は作家を守る立場です
それが守られなかった事態に
猛省すべきと考えています
このまま作家の尊厳を
蔑ろにされ続けると
作家と共に市場はだんだん
と萎縮するでしょう
その先に見えるのは漫画が
廃れる時代。漫画が
この世から無くなります
物は簡単に無くなる、
あなたはそれをコロナで
十二分に解っているはず。
ですからどうかお願いです
ひとりでも多くこの事に
言及し、ひとりでも多くの
作家に貴方の想いを
今からでも伝えてください
応援してます、それだけで
いい。私たち作家は
それだけで孤独に勝つ事が
できます。大切なのは
作家の先生をひとりぼっちに
しないことです
どうかこの悲劇が二度と
繰り返されぬようファンに
立ち上がって頂きたいです

ここまで
ありがとうございました
例え私が大きくなろうとも
きっととなりにあなたが
居てくれるはずだと
信じています
そんなあなたが大好きです

いつも本当にありがとう
私も必ずとなりいるからね



※また小学館並びに制作会社、
日テレに合同記者会見を
望みます
本事案について不透明な
対応を続ける限り
このアカウントは三者全て
を一切支持しません
謝罪は元より状況開示を
真摯に求め続けます

 

二ツ木 伝(ふたつぎ でん)