さてさて詩誌『凪』が発売されました
今号から同人として参加しますが
それ以前からファンでした
またまたまた深く広くなっています
今回は緑の湖のよう、、、
なんでしょうねこのみなぎる力は!
表紙は鈴木奥さん
私は「若き亡者」という作品で参加しています
これは能の『清経』に感じ入っていたときに
書いた作品で
『清経』では亡霊となった夫が
家で待つ妻の元へ帰ってきましたが
もし夫が妻を三途の川で待っていたら、、、と
考えたので詩の中でそういう設定にしてみました
また、そのころ七夕の彦星と織姫を
三途の川のこっち側とあっち側と考えたらどうだろう
と思っていたので
なんとなく合体させました
待つ女が歌の題材になりがちですけど
「着てはもらえぬセーターを、、」
なんてね
でも男にだって一人と決めた女がいて
死んでもなお待ち続けていることもあるんじゃないかと
そんな願いがこもっているのかもしれません
みんながみんな諸星あたるのようではありませんよね 笑
最後のところねほんとうは嘘ついちゃったのです
青鷺はほんとうは飛び立つときに鳴くことが多いのですって
飛び立つ設定にはできなかったので
川の中で鳴かせちゃいましたが、、、
『君たちはどう生きるか』では川でも鳴いていたような、、、
全文はまたあらためて朗読をアップしたときに
あわせてご紹介します
『凪』は世田谷の七月堂さんと福岡のしろねこ社さんにて
ご購入いただくことができます
ぜひぜひ
お手にとってくださいませ