先日長尾早苗さんとお茶をしました

詩のこと詩の世界のこと女性としての生き方

いろいろお話できて楽しかったです

 

前々からお願いしていた私の詩の朗読

長尾さんのポッドキャストにあげていただきました


選んでくださったのは

詩集『彼女の劇場』の中の「女の矜持」です

 

以下に全文をのせますね

 

 

 

女の矜持

 

スープの火加減は

ぐらぐらじゃなくて

ことこと、ね

 

欲しいなんて思った時点で負けなのよ

 

親友なんていう恥ずかしい言葉は

胸の奥にそっとしまっておいて

 

男を待っているなんて

よほどヒマなのね

 

謝るくらいなら

最初から言わきゃいいのに

 

想いなんてのは雑草と同じで

根気よく引っこ抜いていれば

いつかなくなるもの

 

いなくなっても平気な男とだけにしておく

じゃないと

智恵子の二の舞になってしまう

 

でも

 

誰を好きになるのかを選ぶことはできない

 

そうでしょう?

 

 

 

私は詩を視覚的に書く傾向があるので

どうも朗読というものの感覚がつかめないで

ここまで来ています

聴いているのはとっても楽しいのですけどね

長尾さんは読むのも上手で

ご自身の解釈でこの詩を読んでくださっています

それがまた楽しいんですよね

お声もきれいで詩の楽しさが伝わりますよね

 

詩を書く人は、当然詩を書くのですが 笑

そのほかにも詩の世界で輝きを放つ方法は

沢山ありますよね

長尾さんは「人の詩を読んで紹介する」という

今の詩界であまりやっている人がいないことを

疾風怒濤のようにこなしていらして

向いているってこういうことを言うんだな

とおもいます

朗読とは何かがあまりよくわかっていな私からしたら

うらやましい限りです

歌はわかるんですけど

 

長尾さんのポッドキャストは

こちら

 

ほかにもたくさん読んでいらして

昨日会ったばかりなのに

もうこんなに録音したの?!と

おどろきです

とても行動的な長尾さんです♪

見習わないと 笑

 

 

長尾早苗さんのXアカウントはこちら

https://x.com/SANAENAGAO?s=20

 

 

先日下北沢の古書ビビビさんにお邪魔した時に撮った写真

「彼女の劇場」しっかり置いてあります

 

オンラインで注文される場合は七月堂さんからが

早いとおもいます

こちらのリンクからどうぞ