吉村伊織です。
Facebookに投稿していた
長男のテストネタに反響があったので
ちょっと整理してみます。
我が家の長男は中学1年。
今月、2学期の期末テストがあって、
この結果が中間の時よりもグッと上がっていたんです。
点数がどうこうよりも、
自分が決めて実行してきたことがよかったなと思ったのですが、
点数が上がったことには何かしら要因があるはずですよね。
まじめな言葉で「成功要因」って言ったりしますが。
この成功要因、
本人が気づいていない( こうだと思っていることの奥にある )ものを、
話しながら見つけていくのっておもしろいことだと改めて思いました。
テストの点数が上がったのはなぜだろうと長男に尋ねると、
「ワークをどうせやるなら早く終わらせようと
思って早めに取り組んだから」
が成功要因として浮かび上がってきました。
これは、聞いてすぐに出てきたものではありません。
最初に出てきた答えは
「やる気を出して取り組んだから」
でした。
長男とのやりとりを
ちょっとキレイにまとめると
『なんでテストの点数が上がったんやろうね?』
→(長男)「えー。わからん」
⇒『えー。だって上がとったやん』
→(長男)「やる気出して取り組んだかも」
⇒『なんでやる気が出たんやろ?』
→(長男)「ワークどうせやるならと思って、
コツコツやってみたけんかな」
⇒『そういえば、中間の時より早めに取り組みよったねー』
みたいな感じ。
毎回こんなキレイなやりとりができるわけじゃなく、
けむたがられる時もありますけどね。
子どもに対しても、大人に対しても、
こんなやり取りが好きです。
宝さがしみたいで。
質問攻めになってしまうと苦しいので
そのバランスは大事ですけど、
深く掘っていくことで大切なポイントが見つかるって結構あります。
「コツコツやった」
とか
「早めに取り組んだ」
も、
なんでだろう?って尋ねてみたら、
またその先に宝物が埋まっているかもしれません。
このプロセスを楽しむことも重要なのかな。
あっ!
悪いことの原因探しに「なんで?」を使うと、
言い訳ばっかり出てくるので気を付けてくださいね。
【成功要因の探し方】
宝さがしみたいな感覚で、
楽しみながら「なんでだろう?」を繰り返していく
まとめてみたらこんな感じでしょうか。
そして、
親として子どもに接する時だけでなく、
大人の誰かと話をさせてもらうときも、
最終的には
"それを自分が決めて実行した"
という実体験を心に残してもらいたいと思っています。
きっと、
その積み重ねが
自信につながると信じて。
それでは、
またお話ししましょう。
吉村伊織
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WACS 吉村伊織