カラスの鳴き声、知ってますか?
「カー、カー、カー」
一般的にはそう言われています。
でも、すべてのカラスがそうだとは、
そして、いつもそうだとは限りません。
ある日、息子が言いました。
『カラスが笑ってるよ』
一緒になって聴いてみると、
そのカラスは音を伸ばさず短めに
「カッ、カッ、カッ」
と鳴いているようにきこえます。
息子はそれを、笑っている声だと感じたみたいです。
何だか楽しくなって、こっちも笑い出してしまいました。
一般的とか常識といった思い込みの外にある、
新しい楽しみを教えてくれた気がします。
これって、実は普段の生活にも当てはまります。
あの上司は会うたびに小言ばかり言う。
この子は親に反発して生意気なことしか言わない。
そんな風に思いながら誰かに接していることはありませんか?
かたよった思い込みを強く持ち過ぎると、
ちょっとしたやさしい言葉や
素直でかわいらしい反応を見逃してしまいます。
思い込みを捨てて、
あなたもカラスの笑い声、探してみませんか?