マルシュルートカでゴリとムツヘータへGO！！

マルシュルートカっていう乗り物で少し遠出しました。

現地の人はミニバスって言ってました。乗り合いのバンです。エジプトにもありました。

ゴリという、力強い名前の街にやって来ました。１時間半で３ラリ。

 

 

かわいい教会。

 

 

ここはスターリン博物館。

 

でたっ…！！

やつです。スターリンっつったらアレですよね…。

マジでヤバいやつ…。

殺戮＆粛清しまくったというソビエト連邦の狂乱の最高指導官。

実は彼はゴリ出身です。

 

博物館と列車の見学を合わせると１５ラリ。博物館だけなら１０ラリです。

ほぼグルジア語とロシア語なんでなんかよくわかんなかったですが、複雑な気持ちになる場所でした。

油絵もたくさんあって、今まさに戦いに行くぞっていうやつだったり、雪原での血の制裁を描いたものだったり。

これを描いた人は実際に見たものを描いているわけで…。

それだけで怖くなった、１人貸し切り状態の博物館。
 

おいしいもん食って呑気な旅もいいけど、せっかく世界を歩いているのですから歴史を知るのも大事ですね。

旅してると地理に強くなります。

 

 

 

ジョージアは３６０度、見渡す限り山、山、山だらけでござんす。冷たい空気に澄んだ空。

夏、はいずこ。
さよならのオーシャン
ｂy　杉山清貴

その後ゴリからムツヘータへ。
これまたマルシュルートカで３ラリ。

だけど辺鄙な場所で降ろされ、GPSで確認したらだいぶ北の方でした。街まで徒歩で１時間。

いい人が多いのでタクシーじゃなくても止まってくれる人がいましたが、意地でも歩きました。

Samtavro monasteryという教会です。
ジョージアの正教会は塔が鉛筆みたいですね。

 

 

 

ムツヘータ、絶対来た方がいい！！！

トビリシ来るならセットで来るべき！！！

街がかわいい！

 

Svetitskhoveli Cathedralです。

花嫁さんも２人いました。よく考えたら土曜ですもんね。

 

 

 

 

 

教会の周りはお土産物屋さんがいっぱい。
この人、針で絵描いてました。

これはチュルチヘラというジョージアでは至るところで売られているお菓子です。

大好きなクルミをはちみつ？みたいなやつでコーティングされたものです！

トルコの犬もジョージアの犬もめっちゃかわいい。

 

帰りにトビリシ行のバス停でマルシュ待ってたら、おじいちゃんたちと仲良くなりました。

元々最初に通り過ぎてたんで、その時にも話してたんですが。

おじいちゃんたちのあまりの可愛さに根負けして、ついにおじいちゃんのタクシーで山の上の教会まで行っちゃいました。

Jvariという教会です。

 

 

 

 

 

 

すばらしい景色。

ここはかわいいおじいちゃんと込みで素晴らしかったです。

サンタクロースみたいな太ったおじいちゃんが、帽子をとってぺっこり挨拶してくるんですもん。そんなのが３人くらいいて、言葉はあんまりわからないけど楽しかったです。

おじいちゃん「チーナ？ヤーパン？」
私「ヤーパン！」
おじいちゃん「オーサカ？トーキョー？」
私「トーキョー！」
おじいちゃん「ノー　オーサカ？」
私「ノー　オーサカ！」
おじいちゃん「（ペラペラとグルジア語でしゃべった後）　オーサカ！　チェロ！　ムージカ！」
ってチェロをエアで演奏し始めました。

この人、大阪のコンサートでチェロを演奏したことがあったようです。すごい人生ですね。

愛おしい出会いでしたーー！！

帰りは２０分くらいでトビリシ着。ゴリもムツヘータも近いので、是非是非遊びに行ってみて下さい。

行き方は他のサイトでどうぞ。手抜き…笑。