舞台照明 | IO日記

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世知辛い世の中、

少しでも苦しみや悲しみを軽減できたらと思って

晴れ

学生時代の先輩に頼まれて舞台照明をすることに。

民謡を習っているとかで民謡の会の発表会をした方がいいと、自分が幹事になり、

劇場の手配から何から進めたのだそうです。

ただ、小劇場で照明は自分で探してとか言われたそうで、部の関係から私に話が来ました。

歌だけですので色も入れず、簡単でいいとのことでしたが20年ぶりで少し不安です。

 

椎名町のシアター風姿花伝という劇場。

朝10時に劇場が開くとのことで早めに15分前に着きます。

お年寄りが多く、せっかち。荷物を降ろしていて怒られたり、入ろうとして怒られたりしていたとか。

街中の劇場ですので苦情を考えたら時間はきっちり守らないとダメですよね。

10時になって搬入。まあ、年寄りばかりで。照明なのに階段を何往復もさせられました。

この劇場。車横付けできないし、階段上るし、搬入口狭いし。正直使いづらい。

大体の装置の場所を聞いて吊りこみ。その場で決めます。

サス(上)に3つずつ6つ。フロント(前灯り)に4つ。

ピンが欲しいとのことで上と前で2つ。

パッチ(フェーダーに灯りを割り当てる)をお願いしますと劇場の人に言うと、

説明書があるので自分でお願いしておりますと。

えーそんなの初めて。むしろ変にいじられると困るので普通やらせてくれないのに。

説明書読むも良く分からず。最初から丁寧に読んでやっとわかりました。

簡単。カイロチェックも同時にできるようで。分かってからはすぐにパッチ終了。

補佐してくれるようなこと言っていたのに、誰も手伝ってくれず。

一人でフェーダーあげて、シュート(灯りの位置、大きさを合わせる)して、脚立移動して。

立ち位置を決めてもらいながら、照明の追加もあって3つ追加。

終わったのが11時半。お弁当を貰って食事。楽屋が狭くて隙間をぬってパッと食べて。

客席のセッティングやらアンケート作りも手伝って1時からリハーサル。

ここで気が付いたのが、クロスフェーダーがない。

段組みがありまして、1段目で今ついている灯りを調整するのですが、

2段目で次の灯りを作ります。大きな劇場ですと6段くらいあるのが普通。

説明書を見るとあるみたい。で、リハーサル中いじっているのですが突然暗転してしまったり全然わからず。

結局1段で指をフルに使ってみながら上げ下げすることに。

これ、芝居だったら絶対無理です。プロの方でもこんな最新機器は一日説明書みても分からないです。



2時半開場なのに沢山来てしまったと早めて開場。キャパ100人の所90人位。すごいです。あっという間に満席。

開演のキューを聞いてなくて聞きに行くと漫才師が出てくるからそれから初めてと。

そういえば、インカムとかもないんですね。便利な劇場になれてしまっていました。

照明のいいところは個室があるとこ。暗い中ボーとしていると、突然漫才師が出てきてびっくり。

お弟子さんだそうです。

前説をして、マイクで開園の挨拶。最初の曲だけ注文があったので暗くしたり明るくしたり。

後は殆ど適当で任されて。

暗い中なので眠くなりつつも、適度な緊張感もあり1時間もあっという間。

15分休憩をはさんで、また漫才からスタート。後半も1時間。まあ、それほど飽きずに見れました。


照明もトラブルなく、無難に終わったと思います。

 

終わって客出しして、椅子片づけて養生して照明を降ろして、道具の搬出もまた手伝って。

1時間半くらいかかったでしょうか。疲れました。

 

打ち上げは断ろうかと思ったのですが、強く誘われて行くことに。

駅前の中華料理屋さん。会自体が椎名町で地元の人が多いらしく行きつけのお店のようで。

おじさんに囲まれて2時間ほど飲んで食べて。中締めして、もう少し飲んでいきなよと10人ほど残る中に残り、

紹興酒飲んで食べて。

よく覚えていませんが、帰ったのが11時過ぎ。結構飲みました。

来年もよろしくと言われましたが、正直あまり…

久しぶりの照明は結構楽しめました。