
お正月に会って墓誌のお見積りを依頼されます。
当初から激安店との相見積もり。
メールが毎日のように来て、
向こうはこう言ってた、ああ言ってたと言葉尻を捕まえてあれこれ。
面倒なので断り気味に返事をし始めると、突如振り込まれてうちに決めたと。
何故?
入金が春。形を決めて文字原稿。
これが数ミリ単位でこうじゃない、ああじゃない。
字彫り屋さんも段々嫌になってきて、
7月頃には原寸大の紙を送って、これに貼ってくれればそのまま彫る。
と送付します。
これが違うあれが違う。こっちがこれだけやっているのにとヒステリックなメール。
ここまでのやり取りでA4で50枚超えてます。
ですから、貼って下さればそのまま彫りますのでと言った所で嫌なら降りろとメール。
待ってましたレベルです。降ろさせて頂きますと返事します。
ここまで来て降りるとは呆れてものが言えませんが、不思議とすがすがしい気持ちです。
すでに2社にお見積りを出して~と返事がきます。
返金などの割合でここまでの経緯もあるので少しは勘弁してほしい。と言いますが、
全額返還を要求。
仕方ない。諦めよう。
となったところで、もしやる気が少しでもあるなら、
夏は病気の為療養で出かけてしまうけれど、秋にまた話したいと連絡。
どうやら2社とは1週間で破談になったようです。賢明な営業だと感心します。
夏が明けて話合い。もう、これ以上のメール攻撃は私の精神が破綻します。
会って話しましょうと多磨まで電車に乗って会いに行きます。
多磨霊園の見積りもあったので、電車で武蔵境→西武多摩川線で多磨霊園で見積り。
多摩川線多分初めて乗りました。西武の力を感じます。
多磨で見積りをした後でバスで多磨霊園駅へ。
多磨霊園は霊園を縦断するように道路が通っていて、バス停が2つあります。
変な感じですが、すごく便利です。
そこから数駅乗って聖蹟桜ヶ丘。始めてきましたが綺麗な街です。
緊張しながらピンポン。
何なら断って返金する準備も出来ています。
しかし、やはり最初は詫びからか。
と思っていると、最初から遠いところすみませんと優しい感じ。
こちらも色々すみませんと謝りながら隣のファミレスへ。
大きなテーブルが必要とか。
早速打ち合わせになるとあれが違う、これが違う。
メールですともう、いいかげんにしろ
位になるのですが、ああ、これですか、ああ、あれですか。なるほど。ですがこの方が、
と会話になるのでスムーズと言うか、凄く寄り道の多い文章の方なので、
会って話すだけで全然話が進みます。
基本的に悪い人でなく、細かいだけの人なので、あっという間に解決。
打ち合わせは10分。その後お茶飲みながら1時間ほど話してすっかり仲良くなりました。
酷い人だとずっと思っていましたが、お好きなようにと、放っておいた私が酷い人でした。
遠いとはいえ、話が長いとはいえ、
会いにいくなり、せめて電話するなりするべきでした。
とても反省し、そしていい教訓になりました。
仕事はビジネスライクでは駄目です。
縁であり、情であり、思いです。