目黒庭園美術館が好きで

でももう梅雨に入りそうなので

6月上旬の晴れてる隙を見計らって夢二展へ。

 
 
 
 
 
目黒庭園美術館は一番好きな美術館。
三菱も好きだけど今は改装中!
 

 

 

 

 

こういう色味がすごく好き。

家具や建築も洗練されていて本当に素敵です。

 

 

 

夢二の展示はお写真を撮れるところが限られていたのですが

模様の感じが本当に可愛く

大正ロマンのレトロな世界観に癒されます。

 

 

どくだみ、つりがね草、菜の花

これは身長より大きな手拭いです。

 

 

 

かわいい椿のレトロなデザイン。

これも夢二です。

 

なんとなく見ていたものが

夢二のデザインだってことが

結構あるかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 

便箋とか、封筒とか

本当に可愛い。

 

 

 

 

 

 

写真が撮れなくて、あまりないんだけど

夢二の掛け軸は、周りの模様がオシャレで

ただただ渋いんじゃなくて

かなりインテリア向きだなって感じました。

 

 

 

目黒庭園美術館は

元々旧朝香邸ですが

こちらは当時の日本の中でもかなりデザインに凝ったお屋敷で

当時から夢二の絵が飾られていたそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

お土産も可愛すぎて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現代の新しいメディアはSNSで

YouTubeやTwitterやInstagramだけど

 

 

当時の新しいメディアといえば

雑誌や新聞でした。

 

 

雑誌は、いまのYouTubeだったんじゃないかと最近よく思います。

 

 

現代に残る大きな出版社は

雑誌社だったことが多く

 

新潮も文藝春秋も

雑誌から始まっています。

 

 

若者たちが何人かで企画を出して

月刊で何百と雑誌を売っていくのは

当時の印刷技術を駆使した一番早い通信手段で

現代でいえばグループYouTuberたちのように思います。

 

 

どんどん面白い企画を出して

若者に見てもらって。

 

 

 

 
 
 
当時のまだ最先端の雑誌などの波にのっかって
夢二も大きく人気になった一人でした。
 
 
 
夢二の絵本が結構可愛くて
質感とかもずっと眺められる様な昔の印刷で。
 
 
夢二は絵やデザインで人気ですが
彼は詩人でもあり、
詩もたくさん出しています。
 
 
詩自体は人気がでなかったけど
でも総合的に彼の活動を生き生きとさせたものだったのかも、と思いました。
 
文学が海外から輸入された新しい芸術だった時代
物語の挿絵などでも夢二は活躍していました。

島崎藤村の「初恋」からイメージした絵も
飾られていました。




文学もアートだし、絵もアートなので
昔は両者がより近しいものだと
実感できるような展示でした。