先日は朝イチで

根津の燕子花を観に。

 

 

 

 

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開園の15分以上前に着きましたが

なんと長蛇の列。

 

こんなに人気なんだなと改めて。

 

 

 

 

 

燕子花の尾形光琳は

京都の呉服屋の次男でした。

 

 

その豊かで裕福な感性で

この燕子花は描かれています。

 

 

1000枚以上の金箔。

そして、群青と緑青の顔料。

 

これは、アズライトとマラカイトの宝石です。

これを細かく砕いて液体のようにして

この絵に塗られているわけです。

 

 

絵というか、

もう宝石そのもののような感じですね。


 

 

こちらは国宝なのですが、根津に燕子花が咲く時期だけ見ることのできる

 

大変風情のある作品。

 

 

日本人は、この長方形を使うのが上手で

着物もそうだし、

屏風もそうですね。

 

 

 

燕子花はランダムに描かれるのではなくて

パターンのようにして描かれています。

 

 

お着物も、柄はパターンになることが多く

着物の業界からすれば当たり前なことかもしれませんが

 

 

その着物文化があって

さらにその文化の中で生きている彼が

その作品を書くからこそ

 

 

とても価値のあるアートになっていると思います。

 

 

 

 

(写真を勝手に貼り付けるのは無断転用になってしまうので出典とともにスクショしてます)

 

根津の燕子花が満開になるとこんな感じ。

 

 

 

 

燕子花は実際のお花よりも

ぷっくりと大きく描かれています。

 

そのおかげで

とっても華やかなお花の絵になっています。

 

 

 

 

ポカポカの陽気で

アート日和な1日でした🤍

 

 

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