passage | ニコニコノコノコ

ニコニコノコノコ

銅版画とアート、街で見つけた面白いコト、猫、占い、夢日記など、愛とクリティックに満ちた個人のブログ。

毎日の出来事をそのまま書き取っていたら、
それなりに面白い小説になりそうだ。
オチがないけど。

midtown

今日はどんなことがあったとか、
どこに行ったとか、
そんなことは簡単に書けるものだが、
そのときその時、何を感じて、
何を思ったのか、そしてそれが
自分にとってどう影響を与えたのか、
とかいうところまで伝えようと思ったら、
簡単には書けない。

時間がかかる。

midtown


文章もそうだけど、絵もそうだよね。
制作しようと思ったら時間がかかる。

ミッドタウンついでにヒルズに
足を伸ばし「こども展」を
鑑賞してきました。

病気の子供を描いた、でかい絵があって、
陰鬱な色合いで、きもちのわるい顔した
子供の白い顔が描かれていて
壁か?っていうほど大きい。

この絵をこんなに大きく描く理由が
わからない。このような陰気な絵を
飾りたいとも思わないし、
何ゆえにこんなに大きいのか。

大きい絵を完成させるまでには、
たいそうな時間と労力と材料費が
かかっているはずなので、
それでも描くだけの必要性が
あったのだと思うが、
そのへんがよくわからない。
あえて追求もしないですが。

でも、もしひとりの人間が、
自分の感じたことや思ったことや、
それらを伝えようと思って
作品を作り出したら、
他人にとっては意味のわからない
大作を生み出す結果になるのかもしれない。

しかして、美術館に飾られているのだから、
それなりの価値があると評価されているので、
経緯はしらないが、とにかくなんであれ、
作品を制作することには、
意味がないこともない。

まぁ、本屋に行けば、
一生読まないだろう小説やらの数のほうが
圧倒的に多いのだし、
むしろ自分が見るべき絵とか、
読むべき作品とかは、
それこそ霊感直感も駆使して
探し出すしかない。

なんでも多すぎる世の中、
ハズレをひく確率の方が高い。

green


だから「これはちがうな」と思ったら、
すばやくスルーするのがいい。

「これはすばらしいものなのですよ」
と言われても「ちがうな」と思ったら
スルーした方がいいのだ。

わかったふりして立ち止まるのは、
時間の無駄だろう。

かくして私はいつも
通り過ぎている。