無駄なモノは持っていないつもりだが、
いつの間にか無駄な物に変化してしまってるモノが
あったりする。
それらを見つけて排除する。
食品に似ている。
肉や魚、野菜などの生鮮品は、
冷蔵庫にしまっておいても段々劣化する。
賞味期限や消費期限を目安にするが、
実際のところ「まだいけそうか?」とか
「もう限界か?」などを、
目で見て、においをかいだりして判断する。
消費期限ちょっと過ぎのタイミングだと、
この判断が微妙でむずかしかったりする。
下手な判断では、腹をこわす。
書籍や衣類・雑貨・文具などには、
消費期限は表記されていないので、
判断するタイミングも、取捨の選択も
すべて自分次第。
とっておくこともできるし、
捨てることもできる。
これまた下手な判断すると、
部屋が満杯でごちゃつく。
または、役立つものを捨ててしまう。
いずれにしても、リスクと向き合う。
整理整頓っていうのは、
リスク回避のための手段なのだな。
リスクと向き合うのは面倒くさい。
だから整理整頓しない人が多い。
ボーっとしながら整理整頓はできないのである。
お掃除や家事は、
わりとボーっとしててもできるけど。
断捨離がウケた理由のひとつは、
向き合うリスクを軽減してくれるところだろう。
ハムレットのように
「捨てるべきか、捨てないべきか、それが問題だ」
と苦悩する作業を、
「ハイハイ、それ迷ったら捨てるヨロシ」
と、天の声をきかせて、考えないようにさせる。
これによって整理整頓に伴う
ストレスと緊張がなくなって、
人々は、あまり悩まずに捨てる行為を
実行できる。
麻薬みたいなもんだな。
だから中毒になって、捨てすぎる人たち
なんてのも出現しちゃうわけだ。
私は、シラフの状態で整理整頓する。
だから、それなりに時間がかかる。
最近、ちょっと時間がかかりすぎてることがあるので、
この際、天の声を聞いちゃおうかな~という
誘惑に時々かられる。
どちらかというと、アンチ断捨離派なのだが、
背に腹は変えられない的状況もある。
ま、ぎりぎりまでネバって悩んで処理するさ。
こんな方も「捨てる」系の本を出している。
将棋の場合、
時間内に判断しなきゃいけないから、
「捨てる」ストレスはハンパなさそう。
リスクと向かい合う緊張感に
耐える精神を鍛えたい。