
絵や版画というものは、
いかに作家の魂がこめられようとも、
見る人の賛同や理解,共感を得られなければ
なかなか評価されない。
鑑賞者達は、自分の心にひっかかるもの、
つまり自分にとって心地よいものや、
よく知っていてなじみのあるものが好き。
斬新な哲学を目の前に出されても、
食べた事ない未知の料理を出されたようなもので、
なんだかわからないものには手を付けない。
そんなわけで、手を付けてほしい、
ひとくちでもいいから食べてみてほしい、
そんな思いで展覧会を開いても、
なかなか作品は売れないものなのであります。
これが一転、なじみのあるモチーフに
なっていると、みなさん
「あぁーそれ私大好き」
という具合に、よろこんでご賞味いただけるとあって、
あちらこちらのあらゆる作家が、
猫作品を創ってるわけです。
「猫は売れる」と、ギャラリーの方も
おっしゃいます。
そのうちアーチストはみーんな
猫をモチーフにするかもしれません。