ふと、思い出した出来事など。
東京の外苑前に「カレーの王様」
っていう手軽なカレースタンドがある。
昔よくここでランチしたなぁ~、と、
先日ひさしぶりに入ってみました。
昔に比べて、だいぶ
ソフィスティケートされた雰囲気。
でも、らっきょと福神漬けとフライドオニオンを
セルフで好きにかけられるスタイルは、
変わっていなかった。
メニューや値段は、ちょっと変わったけど、
味は相変わらずなかなかの美味しさ。
そんな懐かしい気分の私の隣の席に、
とがった雰囲気のオニーサンが
おひとりで座った。
まだ20代と思われる若さを
強調するかのような短パン姿。
でも、なんでしょう?
そんなヒゲ見たことないよ~という、
まるで絵本に出てくる王様のような
ヒゲをはやかした青年なのです。
この青年が、セルフの
フライドオニオンをカレーの上に
これでもか!というほど、
うず高く盛りはじめました。
もう、彼のあとは、
フライドオニオンは、
容器の半分以下になっているかもしれません。
その光景を横目で見ながら、
私もあのくらい大胆に盛り付けても
よかったかもなぁ、などと、
常識の枠を出ない自分を顧みてしまいました。

貫禄のあるオニオンの鬼盛りといい、
整ったヒゲといい、あの青年こそ、もしかすると
「カレーの王様」だったのかもしれません。