こんな世の中でいいんでしょうか? | ニコニコノコノコ

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ネット回線の引越手続きをしたら、
光テレビの会社から案内電話がかかってきた。
NTTから、そういう電話がいくけど、
いやなら断ってくれてかまわない、
と言われていた。



いわば見込み客情報共有システムの対象として、
自動的に私の個人情報が提供されているのだ。
個人情報の扱いについては、神経質なはずなのに、
意外と、こうして本人の意思にかかわらない方法で
やりとりがなされているのが現実。

かかってきた電話は、最初に
「いま、ちょっとお時間よろしいでしょうか?」
と聴いてきたので、
「いいですよ」と答えて話をきいた。

すると、2ヶ月無料で視聴できるサービスを提供するという。
4種類あるプランの中で一番高いプランを提供するという。
悪くない話ではるが、1ヶ月経った頃に、
必ず継続かやめるかの連絡をしてくれという。
連絡を忘れてしまったら、どうなるか?と質問すると、
「請求書がいってしまいます~」と言う。

「請求書が行きます」って、絶妙な表現ですよね。
「お金を取るよ」って意味を、
いかにも不可抗力がはたらいて、
お金を払ってもらなわないといけないことに
なってしまうんですよ~、という表現。

その一番高いプランというのが、5480円もする。
一本電話を忘れて、5480円請求されてしまうのだ。

忘れっぽい私にとって、このリスクは大きい。

光テレビの方からは、
「継続するか、やめるか」を伺う連絡はこない。
うっかりしてたら、契約したことになってしまう。

電話先の若い女性の声が甲高くて早口で、
ききとりにくい上に、矢継ぎ早に、
あれこれ説明をくりだす。

視聴するのなら、まず最初に
クレジットカードの情報を
登録してもらう必要があるという。

この時点で、私は思った。

結局「連絡し忘れた人」から、
取り漏らさないようにするために、
クレジットカードで
自動引き落としをするつもりなんだな、と。
「やめようと思っていたが、
連絡し忘れただけなので、
お金は払いたくない」という主張を
決して認めない作戦なんだな。

案外、それでけっこう
儲かっているのかもしれない。

消費者の立場からいわせてもらえば、
本来、2ヶ月の視聴が終わる前に、
正式契約のための連絡があってしかるべきだと思う。
契約する意思を確認できなかったら、
サービスを打ち切りにすればいいのだ。

電話で「視聴する」と言っただけで、
何も言わなければ、
勝手に正式な契約になるというシステムは、
今回の光電話に限らず、
あちこちで採用されているのだろうけど、
ちょっと忘れっぽいだらしない人なら、
搾取されまくりだな、と思う。
まぁ、それが便利だという人もいるだろうけど。

視聴は2ヶ月だが、
連絡は視聴してから1ヶ月くらいで、
しなければならない。
せわしない。

「いま、ちょっとお時間よろしいでしょうか?」
といっていたわりに、
あれこれと確認事項が多すぎて、
ちょっとでは済まないことになってきた。
食事の途中だった私は、
すっかり面倒くさくなってしまった。

だいたいクレジットカードの情報を
電話で確認するつもりなのかね?
「お手元にクレジットカードはありますか?」
って、食事中なんだけど。

そういうやり方でいいのかね?
なにか郵送されてくるにしても、
それはそれで、
あと5分くらい電話でやりとりしないといけなさそう。

生年月日は確認される、住所は確認される、
パソコンの台数は確認される、
ルータの種類は確認される、
ちっとも「ちょっと」ではない。

こういう営業電話をする時は、
「今からご説明に15分~30分程度の
お時間かかりますが、よろしいですか?」と
具体的に言うべきだ、と思った。

それにピーピー早口の女性のしゃべりは、
長時間、つきあいたくないものである。

結局、途中で
「これ以上長くなるなら明日掛け直して」
とお願いした。

翌日、指定した時間に電話がかかってきたが、
「とくにいらないの」とお断りすることにした。

引越そうそう、そんなにテレビ見ないだろ。

しかし、もし、ステキな声の人が
同じ営業電話をしてきて、
もっと上手にしゃべってくれていたら、
申し込んでいたかもしれません。
損な話ではないし、電話を忘れなければ、
2ヶ月タダで視聴できるんですから。