
大きな商談をまとめるにあたって、
私は「あと一押し」の契約への起爆剤役をする、
一種の工作員のような立場を演じている。
商談をするというのが爆笑問題の2人であった。
まぁ、あの人たちはいつもスーツだから
商談というシチュエーションにあまり違和感がない。
先に商談を始めているであろう席に、
あとから乗り込むべく、着替えをするのだが、
秘密のロッカーをあけて、
そこに滑り込んで異様に狭い暗い中で着替える。
ロッカーの形状が遺体安置所の保管ロッカーみたいだ。
商談の内容は、車だかバイクだかの取引なのだが、
いかんせん私にはさほど知識のあるカテゴリーではない。
「フェラーリが好きです」とか言っておこうかな、
などと考えつつ準備に手間取って、1時間も過ぎてしまった。
車好きに受けるような雰囲気づくりに手間取ったのだ。
髪型を直しながら、
「はやくいかなきゃ」と思う。そんな夢。
セカンド・バージョンは家の中。
目が覚めると、
壁にとりつけてあった冷暖房機が派手に落っこちている。
もう少しで寝ているところを直撃されるところだったと、
戦慄する。
ウチの家電の中で、洗濯機と冷暖房機は、
そろそろいつ逝ってもおかしくない経歴だから、
先日、そんな話を知人としたのが
記憶倉庫からひっぱられてきたのだろう。
そんなわけで、貯金しておかなくちゃね。
いざというときのために。