ヘイターの本を
お借りした。
ヘイターさんは、
銅版画の
一般多色刷りの方法を
独自に開発した人物で、
その技法を一般に
「ヘイター刷り」とも
言います。
銅板を腐食させる際に、
でこぼこの具合を
深いもの、
より深いものと調整し、
インクの油分を調整し、
油分の違う
インク同士が反発して
交じり合わない特性を
利用して、
色面を多彩に作り出すという、
なんとも頭を使う技法なのであります。
お借りしたのは、
昔、日本で開催された
ヘイター展のカタログで、
私が注目したのは、写真の作品。
アクアチントの部分もあるけど、
青と黄色はパッチリ分かれている。
う~ん、これは、どうやって刷ったのだろう?
頭の中で、ヘイターさんのやったであろう
工程を順々に思い描くけど、
疑問がいっぱい出てきて、
ためつすがめつ見ても、
なんだかよくわからない。
細いラインは、最初につけた?
それとも後?それとも別版?
ヘイターは奥が深かった。
先日のアトリエでは、
みかんさんが小さい版で
ヘイター刷りに挑戦していたけど、
なかなか最初はうまくいかなかったみたい。
何度か試行錯誤の末、
なかなk面白い作品をつくりあげていました。
私も、今後、
ちょっとヘイターしてみたい。
「学ぶ」は「まねぶ」と言う。
とりあえずは真似をしてみようと思う。
そう、ヘイターさんの真似。
「わだば、日本のヘイターになるだ!」
とうそぶいてみても、
いまだ方法がよくわかっていません(苦笑)。
理論はわかっても実践がともなわないと、
身に付かない感じです。
そうそう、関西の方で、
秋にヘイター回顧展があるらしいですね。
美術館での大掛かりなものではないそうですが、
「奥さんも来るらしい」とか、
なぜかコアな情報を教えてもらいました。
