ひとり時間の贅沢を感じる過ごし方 図書館で読書 | パンと麺と読書の日々

パンと麺と読書の日々

こんにちは。パンが好き。中でもベーグルが大好きです。おいしいものやいいものを紹介してみなさんと楽しんでいきたいです。

ひとり時間の贅沢を感じる過ごし方

 

図書館で読書

 

だいたい週に一度のペースで図書館に行きます。

本に囲まれている時間が一番落ち着きます。

 

 

最近読んだ本はこちら

米澤穂信著 本と鍵の季節

主人公の堀川次郎と松倉詩門は図書委員の高校生。図書室の当番を一緒にやっていると図書委員を引退した先輩がある依頼を持ちかける。その後も二人は持ち込まれる依頼を解決することに・・・。

 

依頼を解決してもほろ苦さが残ります。

男子二人のバディものですが米澤作品のバディものは関係性を読み違えると崩れてしまう緊張感をはらんでいるのが特長です。

爽やか青春学園ものとは一線を画したビターな世界。

米澤作品の他のバディものには古典部シリーズ、小市民シリーズがあります。

「氷菓」の折木奉太郎は「やらなくてもいいことならやらない、やらなければいけないことなら手短に」の省エネ主義。姉の勧めに従い入った古典部で出会った千反田えるは普段は楚々としているが「わたし気になります」と言い出したら聞かない好奇心の持ち主。奉太郎は千反田の瞳に魅入られると何故か逆らえず推理を働かせることに・・・。

 

「春期限定いちごタルト事件」の小鳩常悟朗と小山内ゆきは中学時代の自分のあり方から脱却すべく「小市民」として生きるため協定を結んでいる。同じ高校に通うことになった二人だが事件のたびにその誓いが揺らぐことに・・・。

 

男女のバディもの。恋愛のようなそうではないような微妙な関係性と一筋縄ではいかない事件の結末が特色です。

「氷菓」も「春期限定いちごタルト事件」も甘いタイトルですが読後感はやはりビターです。

 

いずれもシリーズの新作が待ち遠しくなる作品です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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