11月17日、トズールから。
日の出観賞ごホテルに戻り朝食をとる、
内装はまさにオアシス、
サハラ砂漠はありとあらゆる鉱物が取れるが、希少なのは
水くらい。
トズールには希少な水が湧いていて、そこに13世紀アラブの
知恵がもたらされ、優秀な治数学者による潅漑システムが
引かれた結果広大なオアシスを手に入れた。
一つの水源はコントロールされた水路を伝い20万本の
砂漠の主食ナツメヤシの実を育て、その下で果樹、地面に
根菜が育つ広大な農地となった。
フランス時代の1913年にはリン鉱石が発見され、
積出し港であるチュニスから鉄道が引かれ現在は3万人の街に。
アルジェリアはすぐそこで道端ではペットボトルで闇ガソリン
が売られている。
そんな中日干しレンガの邸宅集まる、他とは違う個性的で
素敵なイスラム社会メディーナがあるのだが、
写真がない、
この路地もまた映画イングリッシュペイシェントにお任せ
しようか、、カタジケナイ。
昨日とは違う空模様の中、再び太古の海を眺めている、
サハラにはとても貴重な塩もある、
アフリカ大陸の貧困は良港を持てない地形にあり、入江のない
断崖絶壁の海岸線ばかり、
チュニジアは例外で海にかけて平らな土地が広がり1300㌔の
海岸線には大きな3つの湾もある。
よって2800年前にはフェニキア人が海岸線にたどり着きカルタゴ
の歴史を築いたように欧州に勝る歴史がある。
海岸線ガベス湾から200㌔離れたここショットエルジュリド
という塩湖は海は広いな平らだな、と言うように干上がって
平らだが、海抜はマイナス10m、
海よりも低く干上がっている。
秋になり山に雨が降りはじめ冬限定の川が水を運び、
干上がった大地の白さも中和されている。
チョッ待てよ、どこまでも平らな大地、背後に対象物が
見えない、
これって、
僕はガイドと運転手さんにお願いして乾いた所で止まって
もらった。
ガイドさん、ちょっとあっちで片足あげてくれないか、
こっこうか?
オイ、モリタ、ペットボトルが手前にあるが、お前気づいて
るのか?
あっちに移動しよう、
もう一回片足あげてくれないか、
こっ、こうか。
年明けにウユニ塩湖に行く予定があったので、
思いつきで遊んでみたが、皆喜んでくれたよ、
ウユニ塩湖のトリック写真て日本人が考えたんだって、
ガイドさんは喜んでくれただけでなく、運転手さんも
撮影後チョーウケてたので、
ここでは僕がトリック写真の発案者と言うことにした
いつかばれる事がないように、今後チュニジアで流行ら
せないでして頂きたい。
さてスターウォーズでも有名なマトマタまで走ろう、
240㌔4時間のバスの旅へ。