スペイン一美しい田舎の広場、アルマグロにて。 | 添乗員 森田 世界の旅

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7月10日、アルマクマグロの夜。

スペインいち美しい広場は、サラマンカのマヨール広場

だと言われる。では「田舎の広場では?」というと、

ラマンチャの旧都アルマグロのマヨール広場を挙げる人

が多い。

ラマンチャで宿探しをしていた時、地球の歩き方のこの

一文に惹かれた、

スペインで一番美しい田舎の広場には人気がなかった、

一日で一番暑いと思われる午後4時、農民達はとっくに一日

の仕事を終えてお昼寝の時間だ、

かといってお昼寝(シエスタ)のあと働くとも思えないが、、

ラマンチャの村村では時が止まっているかのような瞬間が

多々あるが、これ程までとは、、

アルマグロ、人口は8500人。

 

この広場の一角に野天劇場がある。

17世紀に建てられた現在も使われているものとしてはヨーロッパ

最古の劇場。毎年7月には国際古典劇フェスティバルの会場と

なる(地球の歩き方)。

決めた、ここにしよう。

 

ホテルは16世紀の修道院を改装したパラドール、

夜、夜といっても暗くなった22時45分に予約している演劇が

ある、

少し夕方の町を散歩したがすれ違う人もいなかった、

プールにでも浸かれば良いのだが、

部屋に置いてあったドンキホーテの本をパラパラめくる。

スペインのお宅には読まないけれど書棚にドンキホーテを

置くという。

中庭のレストランで羊の煮込みを頂いた。

22時半、国際古典劇フェスティバルの会場へ向かおう、

夜になれば人にすれ違うだろうと思ったが、

しかも今日は国際なんちゃらの夜だというのに、、

流石にここマヨール広場の夜には人の姿があった、

昼間来たときに、この一角の劇場がどこにあるかわからなかった

ので、夕方の散歩で見に来ると、

それは四方を囲うアパートの中にあった、

平戸間席、桟敷席、200席程の客席、

本日はマドリッドの劇団による

La Hidarga Del Valle、それでは開演です。

すぐそこで演じる人たち、古いランプに照らされる舞台、

素晴らしいのだけど、、、

何を言っているのか、まったくわからなかった、、

かたじけない。

 

そんなアルマグロの夜だった。