シルクロード激動の大地をゆく、その前にトイレで顔を拭く。 | 添乗員 森田 世界の旅

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4月12日。埼玉、

15時半、帰宅後のキコにキコが好きで買い、

冷蔵庫に残ったままだった魚肉ソーセージ3本を

届けると列車に乗った。

上野経由で成田空港へ、お客様の集合は19時50分だが

18時に到着する。今回利用するカタール航空の

チェックインは19時に開始、集合時間に来ては

良い席が取れない旨伝えていたからだ。

というのも今回ご参加の皆様はもうすでに空港の

どこかにいる、コーカサス3ヵ国の旅8日間は全国で

募集し、北海道、九州、大阪、広島と羽田経由で

成田にいらっしゃる方ばかりだった。

もちろん関東でも募集しているのだが

成田まで列車や車で来る人は誰もいなかった。

 

コーカサスへ行く人も少なければ、成田羽田だけを

見ていると近年の路線拡大で気付きにくいが、他の

空港からの便は減っているのだろう、わざわざ便の

悪い成田までお越し頂く事が申し訳ないが、、、

おかげさまで添乗員森田コーカサスへ行く。

 

コーカサスってどこ?

恥ずかしながらそう思い図書館のコンピューターでコーカサス

と検索した、

田舎の図書館でヒットしたコーカサスはロシアの地球の歩き方

にあったが残念なのは2010年モノ、

そしてあった、新シルクロード、激動の大地をゆく。

コーカサス、中央アジア、アラビア半島、

NHK出版、、、

テレビの買えない僕がこの前受信料を払うことになった

のはここでは触れないことにする。

 

ドーハの悲劇まで8000㌔11時間半、

珍しい(と思う)ドーハの豪雨。

2時間半のフライトでもこの機内食は珍しい。

そう向かう先は、ペルシャ湾を北へイランの大地を北上し

世界最大の湖カスピ海が見えて来たらバクー、

バクーってどこ?

バクーから北西へ伸びる白い筋は黒海の北まで伸びる全長

1200㌔、5000m級山々が連なるの大コーカサス山脈。

山脈の北側が北コーカサス地方でロシア、

南側、南コーカサス地方に今回旅するアゼルバイジャン、

ジョージア(グルジア)、アルメニアと1991年にソ連から

独立した3ヵ国がある。

バクー、そこはアゼルバイジャンの首都だった。

空港を出て振り返りこの近代的なターミナルビルにびっくり、

さて添乗員はどこでしょうか?なんつって。

カスピ海望むレストランでランチを取るが、

前菜から美味しく、パクチーたっぷりのサラダもまた美味しく

マスも開いて塩を振って炭火焼きと美味しく、食後には

ティーを頂く。

キレイなトイレで40のオヤジがヤバイと呟いた、

トイレットペーパーがなかったからではない、まさに

激動の大地をすでに肌で感じてしまったからだ、

まったく関係のないことだが、トイレの洗面台の横に

このキッチンペーパーの様な紙がある国が好きだ。

これなら40年間髪の毛で手を拭いていた僕も手が拭ける、

そして顔を洗った、長時間のフライトの後さあ仕事だ。

 

本日観光を終えホテル。この国はかなりヤバイ、

今回は案内役も努めるので詳しく書く前にもっとこの国を

知らなければ、いや知りたくなった。寝るまでの間勉強

しよう、まだ表紙しか眺めていなかった激動の大地を

読むことにしよう。