自己免疫のもととなる腸内細菌は、品種改良された現代小麦で作られたパンを食べると、腸内細菌のバランスを大きく崩します。
すると、全身に炎症を起こし、自然治癒力(免疫力)が落ち、認知症状の悪化に至ります。
腸はしっかり消化された栄養のみ吸収する仕組みです。
それを担っているのが、善玉菌・悪玉菌・日和見菌
の腸内細菌です。
これらの腸内細菌は、腸壁にバリアのように張り付き、タンパク質(アミノ酸に分解されないと吸収されない)や食品添加物の成分(異物・毒)が吸収されないようにブロックします。
しかし、パンを食べると必要以上に増殖した「グルテン」が、腸内細菌を攻撃し、善玉菌を死滅させてしまい、代わりに悪玉菌が増殖し、善玉菌・悪玉菌・日和見菌の腸内細菌のバランス(2:1:7)が崩れてしまいます。腸壁に張腸内細菌のバリアが壊れ、体内に未分解のタンパク質や毒・添加物という名の異物が侵入します。
異物が脳に溜まった場合認知症リスクが高まります。
グルテンも影響で、細胞同士の隙間からタンパク質や毒が吸収されると、これらを“敵”とみなし免疫細胞が攻撃します。
それによって全身に広がる「炎症反応」を、「リーキーガット症候群」と言います。
炎症反応の後遺症は、細胞を傷つけ、免疫細胞を疲弊させます。
結果、自然治癒力を下げてしまうので、呼吸などによって運ばれてきた空気中の菌が体内に入っても抵抗できません。
風邪を引きやすくなり、いつもしんどい状態に陥ち、認知症状の悪化にも拍車をかけます。
②糖分摂りすぎで脳細胞に不純物が蓄積
パンはグルテンも問題ですが、単純に糖質が多いです!
糖質は依存性があるので、パンを食べ続けると甘いものを欲するようになり、パンにジャムをつけたり、シュガートーストになったりします。
糖をたくさん取ると多くのインスリンを分泌します。
インスリンは体内に残ることができません。
なので、インスリンを分解するための、インスリン分解酵素が優先的に働きます。
このインスリン分解酵素は、脳細胞に付着している(付着しそうな)不純物を除去する作用もあるのです。
しかし、※インスリン分解酵素は決まった数しか存在しません。
そのため、優先的にインスリンを分解すると、脳細胞に付着している(付着しそうな)不純物を除去する数がなくなるのです!
そうなると、不純物が付着し続け、増え続け
脳の電気活動に悪影響が出ます。
認知症への道まっしぐらです。
※インスリン:糖をカリウムと一緒に細胞へ取り込む作用がある。
③日本人の体質に小麦は合わない
日本人は「玄米や雑穀米」と「大豆製品」が合う
現代の日本人の80〜90%は小麦が合わない体質だと言われています。
パンや麺類などの小麦食品を摂った後、眠気や疲労感、怠さなどに襲われた事はないですか?
理由は、体質に合わないからです。
若いうちは、脳から分泌する眠気や疲労をなくすホルモンでや気合いで耐えられますし、自然治癒力により回復も早いのですが、歳を重ねるとそうはいきません。
また、認知症高齢者は、上記①と②の理由からパンを食べ続けることで、脳の働きが低下し、自然治癒力も弱くなります。
体質に合わないパンを食べ続ける事は、大きなダメージを受け続け、認知症状が悪化していきます。
せっかく運動や脳トレ等で頑張っても「脳機能を低下させ、自然治癒力を弱める」パンを食べ続けていては、その効果が激減してしまいます。
④安いパンは、農薬たっぷりの輸入小麦粉と添加物が異常に多い
調理パンではなく、食パン自体であっても同様。
また、農薬たっぷりの輸入小麦粉と、価格を抑えるという企業努力で一応、国の規制値内で安心という事で添加物が多く使われます。
しかし、そもそも日本の規制値が、EUなどと比べかなり緩く、添加物&農薬天国です。
添加物や農薬の個別の影響は、文字数の都合上今回は載せませんが、諸外国から見て日本は、
添加物&農薬の人体への影響を調べるための実験場と化し、注目されています。
国の規制値内だから安全という大嘘
それぞれ添加物や農薬使用は、国の規制値内であっても、人体への影響は未知数です。
なぜなら、添加物一つひとつの影響は小さくても
ありとあらゆる添加物を同時にとった場合の実験など誰もどこの国も行っていません。
ましてや、そこに浸透性の極めて高いネオニコチノイドなどの農薬が追加され、添加物の害と合わせた実験など、結果が怖くて誰も実験できないでしょう。
実験したら、エビデンスとしてどういう結果であろうと受け入れなくてはなりません。
それが科学です。
なので、国の機関や企業は、問題ないだろうと予想される実験しか(発表)しません。
これはパンに限ったことではありません。
添加物と農薬たっぷり使用したもの全てに共通することです。
発表したら世の中パニックでしょう。
世界中で暴動が起きるかもしれません。
以上、このような理由で小麦粉パンを常食にしてはいけないのです。