原料の輸入小麦粉が農薬(グリホサート)まみれで危険なの事はご存知のことでしょう。
先ずは、グルテンについておさらい
うどんやラーメン、パスタやとかパンとかいろんな食品に含まれてたりとか調味料にも多く含まれてます。
中でもグルテンは小麦粉に水を加えてできる成分のことで、とても人の消化酵素では分解されにくい。
今まで、腸内フローラのバランスが崩れて、悪玉菌が増えることが腸管の粘膜に傷がつく原因になると言われていましたが、それ以外に例えば日常のストレス、ジャンクフードや砂糖の入った食品の摂り過ぎ、過食などの消化不良により、腸内毒素によって腸壁の粘膜がダメージを受け、漏れやすくなります。
食物の消化や栄養素の吸収を行う器官である腸には、分解消化吸収できなかった成分や常在細菌、病原菌など、多くの物質が通過したり留まったりし、腸内細菌が体内へ入ってくるのを防ぐために、バリアシステムが存在していますが、
免疫細胞が異物と判断されて攻撃し、
この「腸壁バリア」を破って侵入してきます。
そうすると、消化器官の腸などに炎症を起こしてしますが、炎症をおこすと細胞がダメージを受けるので、腸に穴が開いてしまう可能性があります。
腸壁バリアが壊れて隙間ができ、腸内にあるべき細菌や食物成分が身体の中に入ってしまいます。
リーキガット症候群(腸に穴が開く)が起こりやすくなる。
リーキガット症候群とは
穴が開くことで、ジャンクフードや砂糖の入った食品の摂り過ぎ、過食などの消化不良による消化途中の腸内毒素を、体内に取り込んでしまうことになります。
それを、リキーガット症候群というのですが、体内に毒素も取り込んでしまうとなる頭痛や疲労感、便秘、下痢起こりやすいですね。
アレルギーにもなりやすいと言われてますので
もし毎日しんどいなとか、起き難いとか集中力がもたないなとか言う方、便秘、下痢が多いなと言う方、パンや小麦粉製品を毎日食べてますよって言う状況があれば食生活を見直すきっかけになればなと思います。
グルテンを多く含む食事例は、ラーメン、パスタ、パン、うどん、そば、ピザ、ケーキ類、お好み焼きなどですが、これらはどれも手軽で美味しいので「気づいたら麺類ばかりが続いていた!」なんてこともありますよね?
ですが、大切な腸内環境を守るには米中心(可能なら玄米)にしたり、パン食の頻度を減らしたり、グルテンフリーのパンや麺に置き換えたりして、グルテンを控えることを心がけるとよいでしょう。
リーキガット症候群の症状は?
・過敏性腸症候群や潰瘍性大腸炎などの腸の病気
・腹痛
・肥満
・子宮筋腫や更年期障害など女性器系の病気
・花粉症や食物アレルギー、喘息やアトピーなどアレルギー系の症状
・口臭や体臭の悪化
・頭痛や発熱
・慢性的にストレスを感じる、統合失調症やうつ病、自閉症など
リーキガット症候群の対処法
発酵食品には乳酸菌や納豆菌などの善玉菌が含まれており、積極的に摂取することで悪玉菌の繁殖を抑えて腸内環境を改善する効果が期待されます。リーキーガットの対処法としてもぜひ取り入れたい食品です。
▼発酵食品の例
- ヨーグルト
- チーズ
- 納豆
- みそ
- ぬか漬け
- キムチ
- 酢
- 甘酒
- 塩麹など
また、ひとり一人の腸内環境は異なるため
自分に合った発酵食品を選ぶことも大切です。
下痢や便秘など排便リズムが崩れる場合は、他の発酵食品で代替してみると良いでしょう。
多忙で食事を見直す余裕がない!という方は、サプリを活用するのもおすすめです。
食物繊維をバランスよく摂る
腸は当然、食べたものの影響を大きく受けます。そのため腸管の粘膜を傷める原因となる砂糖食品や食品添加物、イースト食品、不要な医薬品などを控え、これ以上リーキガットが進行しないようにすることが大切です。
食物アレルギーの原因や慢性蕁麻疹や湿疹の患者が増えているので、まずよく噛むこと。
食物繊維は、腸内の善玉菌のエサとなり善玉菌を増やす働きがあるので、発酵食品と合わせて摂取するとより効果的です。
食物繊維には水に溶けにくい「不溶性食物繊維」と、水に溶けやすく溶けるとゼリー状になる「水溶性食物繊維」の2つの種類があります。その両方をバランスよく摂取することが大切です。
- 不溶性食物繊維を含む食品例
さつまいも、ごぼう、豆類、きのこ類、穀物、など
- 水溶性食物繊維を含む食品例
バナナ、キウイフルーツなどの果物、昆布やワカメなどの海藻類、こんにゃく、大麦、など
腸内環境は寝不足、運動不足、ストレスなど
食事以外の生活リズムの乱れによっても影響を受けやすく健康的なバランスを崩しやすいです。
中でも大きく関係するのがストレス。
腸は自律神経と密接に関係しているため、適度なストレス発散がリーキガット対策には欠かせません。
場合によっては、腸内環境を整え腸内フローラ移植(便移植)という治療の選択肢もあります。
仕事中にこまめに休憩をとったり、休日はしっかりと休み、リフレッシュ。
適度に運動し、飲酒・喫煙を控えることで、睡眠を良質にすることも大切です。