本年も私たちは、ゴールデンウィーク終了直後から海の日「休暇」にかけての、祝日のない地獄の期間(黒地獄)の渦にぶちこまれました。
黒地獄は、カレンダーの平日が長い期間黒一色であり、祝日がひとつもないから黒地獄。
その黒地獄の暗雲を、黒い味覚を食して共に打ち破ろう1
最終回第10回は
うどきち・竹炭ブラック麺(埼玉・所沢)
です。
うどきちではもち麺を中心にウルトラもち麺、ハナマンテン麺、中華麺、田舎麺と、何種類もうどんを用意しております。
それに加えて、竹炭ブラック麺があります。
この5種類のうちのいずれかが、黒のうどんになるのです。
しかし!
この竹炭ブラック麺は29日限定なのだそうです。
しかも、29日が定休日に当たるとその月の提供はナシになってしまうのです。
ということで、2月の開催は本当にレアです。
本年の6月29日は土曜日!
ということで、本年は黒地獄の6月にこのレアな竹炭ブラック麺をいただける、絶好のチャンスの年だったのです。
うどきち
埼玉県所沢市和ヶ原691-62
04
2947-0500
西武池袋線狭山ヶ丘駅下車
今回の黒地獄本番としては最後の黒グルメを食すべく、体調不良の身体に鞭を打ち、うちから1時間40分かけてうどきちに向かいました。
限定15食ほどのため、何とか先着15名以内の客にならねばなりません。
これが、竹炭ブラック麺です。
学生服や喪服並の最強の黒み、そしてデトックス作用のあるうどん。
いくつかある種類のうどんがこの黒になるらしく、今回は田舎麺が黒に染まりました。
つゆは、塩肉汁うどんに。
竹炭入りのため、いつもの田舎麺よりかは小麦の香りが薄まっておりますが、程よいコシは変わりません。
塩肉汁うどんのつゆは、あっさりとして上品です。
肉も上品な味です。
これにより、6月を黒いうどん(やまや製麺所(深谷市)の黒うどん)で初め、黒いうどんで締めることができました。
しかし、残念なことにこの竹炭ブラック麺は、竹炭の高騰により今月を最後に当面中止となるようです。
黒地獄土曜日の企画記事にお付き合いいただき、ありがとうございました。
1週間後は、皆様待望の海の日「休暇」です。
これまで我慢させられ続けてきた分、喜びの大爆発を!