本年も私たちは、ゴールデンウィーク終了直後から海の日「休暇」にかけての、祝日のない地獄の期間(黒地獄)の渦にぶちこまれました。
黒地獄は、カレンダーの平日が長い期間黒一色であり、祝日がひとつもないから黒地獄。
その黒地獄の暗雲を、黒い味覚、今度は甘味(スイーツ)を食して共に打ち破ろう!
最終回第10回は
まんじゅう屋菜の花・箱根温泉ご黒うさん
です。
先日、小田原駅に行った際に見つけました。
本年の黒地獄のお供に、元祖鱗吉の「黒はんぺん」を買おうと思いましたが、売り切れで叶いませんでした。
その代わり、この「ご黒うさん」を見つけました。
その名の通り、先ず学生服・喪服並みに黒いビジュアル。
これは「新月」をイメージしているのだそうです。
あんは黒ごまあん、生地は黒糖を混ぜ、竹炭を混ぜで、和スイーツとしては最強の黒スイーツだと思います。
菜の花さんによると
新月ははじまりの日。月はみえなくとも、月は確かにそこにあり、出発の日。新月で思いついたのが黒々まんじゅう。ご黒うさん。ごまあんに黒糖生地でさらに竹炭を重ねて黒々とした艶をもったおまんじゅう。
とのことです。
鬼滅の刃の「始まりの呼吸(日の呼吸)」のようです。
始まりの日をイメージしたとのことですので、次回以降は第1週にこれを食して士氣を高めたいと思います。
黒ごま、黒糖、竹炭(これももちろん黒)であり、前回の黒わらび餅のように黒づくしの黒スイーツ。
黒がつく原料は前回の黒わらび餅のほうが多いのですが、「ご黒うさん」のネーミングが最終週第10週にふさわしいと思ったことから、こちらを最終週第10週にご紹介することに致しました。
父の日、母の日をはじめ、日頃からがんばっている方への贈り物にもよろしいと思います。
黒地獄本番の日曜日企画記事にお付き合いいただき、ありがとうございました。
皆様、この黒地獄期間、本当に「ご黒うさん」でした。
黒地獄明けは近い!あともうひと踏ん張り。