本年も私たちは、ゴールデンウィーク終了直後から海の日「休暇」にかけての、祝日のない地獄の期間(黒地獄)の渦にぶちこまれました。
黒地獄は、カレンダーの平日が長い期間黒一色であり、祝日がひとつもないから黒地獄。
その黒地獄の暗雲を、黒い味覚、今度は甘味(スイーツ)を食して共に打ち破ろう!
第9回は
中島大祥堂・黒わらび餅
です。
わらび餅は、近年とても人気の高い和菓子となっております。
わらび餅の原料は、山菜のわらび(蕨)です。
山菜そば、山菜うどんでなじみ深い、あのわらびです。
その蕨のでんぷんを使って、つくられているのだそうです。
埼玉県蕨市の名産のように思えますが、大阪府八尾市でつくられております。
私はこれを、第1回でご紹介した「黒平まんじゅう 成田店」で見つけました。
先ずは、真っ黒のビジュアル!
きな粉もついており、これもまた黒尽くし!
黒きな粉は、黒胡麻、黒米、黒豆、黒松の実、黒かりんが使われております。
実に5種類もの黒の恵みが、ここに凝縮されております。
普通のきなこよりも、黒味があります。
黒糖の入ったわらび餅は、清清しい甘みです。
賞味期限が長かったため、終盤戦に入ってから口をつけましたが、
次回以降は毎週これを食したいほどです。
皆様もこの黒わらび餅を食し、黒地獄の暗雲を打ち破ろう!