陽春の黒地獄から続く、黒地獄木曜日の企画記事。
本年の木曜日は「黒」地獄の名称にちなんで、駅名に「黒」がつく駅をご紹介しております。
陽春の黒地獄第5週、5回目では、JR水戸線・羽黒駅をご紹介致しました。
その時点では実際に訪問できておりませんでしたが、先日ついに、名鉄の羽黒駅より遅れて訪問を果たしました。
ここで改めて、水戸線の羽黒駅をご紹介致します。
JR水戸線の羽黒駅。
茨城県桜川市、水戸線の小山〜友部間の中間より若干友部寄りにある駅です。
羽黒駅は、この駅のほかにもう1箇所あります。
それは名鉄電車小牧線の羽黒駅です。
羽黒といえば、山形県の「出羽三山」羽黒山のイメージから、山形県にあるように思えてしまいます。
が、山形県には羽黒駅も、その他「黒」とつく駅もありません。
水戸線の羽黒駅の開業は、1904年(明治37年)4月です。
当時の日本鉄道により、貨物駅として開業しました。
その後、1910年(明治43年)7月に旅客営業が開始されました。
水戸線羽黒駅
この駅舎は、2014年(平成26年)2月より使用が開始されました。
駅名に「黒」がつくからというわけではないでしょうが、黒い駅舎です。
コンパクトで落ち着きのある駅舎です。
駅舎内には椅子が並び、待合室としての機能があります。
また、デジタルサイネージもあります。
お手洗いは改札外で、駅舎を出て左側にあります。
時刻表
両毛線のように、日中は1時間に1本のみです。
朝晩は若干本数が多くなります。
常磐線に乗り入れる列車も出ます。
尚、水戸線は小山~下館間で区間列車が出ております。
運賃表
水郡線や烏山線も登場します。
駅の付近には、岩瀬日本大学高等学校があります。
同校は、土浦日本大学高等学校(通称「土日(つちにち)」)の分校として開校しました。
ここからも、茨城のシンボル筑波山がよく見えます。
この駅を訪問した日は岩瀬日大で文化祭があり、
その文化祭に来場した、近所の高校生が多く集まっておりました。
もちろん、朝夕の通学時間帯でもこのように高校生が集まることでしょう。
その他には、曜光山月山寺があります。
これもまた、山形県のような名称です。
さらには「あじさい」という讃岐うどん店が駅前にあります。
ホームへは、跨線橋を渡ります。
島式の1面2線のホームです。
若人が集うホームとE531
ここが、水戸線の羽黒駅なのです。