黒地獄2024水曜日の企画記事、5両編成の列車シリーズ。
昨年紹介し切れなかった5両編成の列車、まだまだあります。
その第5回。
5両♪5両♪5両♪
シー・サイ・ドラ・イン♪
横浜市南部の海沿いを走る新交通システムの路線、金沢シーサイドライン。
当企画を行うまで、私はこの路線の列車の両数を気にしたことがありませんでした。
ところが。
このシーサイドラインも、実は5両編成だったのです。
金沢シーサイドラインは、横浜シーサイドライン(開業当初は横浜新都市交通)により運営されております。
開業当初より、5両編成で運行されております。
現在の車両は2000で、全18編成あります。
この2000は、前面や側面に中学校のジャージのような差し色が入っております。
全てこのデザインかと思っておりましたが、ほかにも赤帯の入ったデザイン、青と黄色の文様の入ったデザインもあります。
赤帯編成
座席はバスのように、ロングシートとクロスシートが混在しております。
無人運転のため、通常時は運転席にも座ることができます。
前面の展望に加えて、横浜のオーシャンビューを眺めることができます。
尚、旧型車両の1000は、老朽化のため2014年に全車引退しております。
新杉田駅から乗車すると、市大医学部駅を過ぎると海が見えてきます。
市大医学部駅の次は、八景島シーパラダイスで名高い八景島駅です。
この駅も、京葉線の舞浜駅でディズニー客が目白押しであるので同じで、シーパラダイスの利用者が目白押しの駅です。
野島公園駅の付近には、いくつかの船宿があります。
千葉県の浦安や行徳のような様相です。
船宿
福浦駅の周辺は倉庫や工場が多く、浦安の鉄鋼団地のような風景です。
様々な企業の倉庫や工場がシーサイドラインにはひしめいており、それらへの通勤輸送の使命を担っております。
眼前には倉庫や工場
福浦
通勤客と観光客の需要がどちらも多いところが、京葉線や武蔵野線直通と似ております。
5両編成で間に合うのか!?
これが、金沢シーサイドラインなのです。
5両編成の列車シリーズは、本年はこれで終わりです。
(特急を含め5両編成の列車はまだありますが)
翌週より、5両編成の特急列車シリーズに戻ります。