5両編成の列車シリーズ⑤ 金沢シーサイドライン | AKI―エーケーアイ―

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本年3月28日、ブログ開設17周年を迎えます。これまでのご声援に、深く感謝申し上げます。

黒地獄2024水曜日の企画記事、5両編成の列車シリーズ。

昨年紹介し切れなかった5両編成の列車、まだまだあります。

その第5回。

         

5両♪5両♪5両♪

シー・サイ・ドラ・イン♪

 

横浜市南部の海沿いを走る新交通システムの路線、金沢シーサイドライン。

当企画を行うまで、私はこの路線の列車の両数を気にしたことがありませんでした。

 

ところが。

このシーサイドラインも、実は5両編成だったのです。




金沢シーサイドラインは、横浜シーサイドライン(開業当初は横浜新都市交通)により運営されております。

開業当初より、5両編成で運行されております。

 

現在の車両は2000で、全18編成あります。

この2000は、前面や側面に中学校のジャージのような差し色が入っております。



ジャージの差し色の例


全てこのデザインかと思っておりましたが、ほかにも赤帯の入ったデザイン、青と黄色の文様の入ったデザインもあります。


赤帯編成


たしかに5両編成


5号車運転席




座席はバスのように、ロングシートとクロスシートが混在しております。

無人運転のため、通常時は運転席にも座ることができます。

 

前面の展望に加えて、横浜のオーシャンビューを眺めることができます。

 

尚、旧型車両の1000は、老朽化のため2014年に全車引退しております。

 

新杉田駅から乗車すると、市大医学部駅を過ぎると海が見えてきます。

市大医学部駅の次は、八景島シーパラダイスで名高い八景島駅です。

 

この駅も、京葉線の舞浜駅でディズニー客が目白押しであるので同じで、シーパラダイスの利用者が目白押しの駅です。

 

野島公園駅の付近には、いくつかの船宿があります。

千葉県の浦安や行徳のような様相です。

 

船宿



福浦駅の周辺は倉庫や工場が多く、浦安の鉄鋼団地のような風景です。

様々な企業の倉庫や工場がシーサイドラインにはひしめいており、それらへの通勤輸送の使命を担っております。


眼前には倉庫や工場

福浦


通勤客と観光客の需要がどちらも多いところが、京葉線や武蔵野線直通と似ております。

5両編成で間に合うのか!?

 

これが、金沢シーサイドラインなのです。


5両編成の列車シリーズは、本年はこれで終わりです。

(特急を含め5両編成の列車はまだありますが)

翌週より、5両編成の特急列車シリーズに戻ります。