安全を考えるシリーズ① L空間から離れよか・列車から離れて | AKI―エーケーアイ―

AKI―エーケーアイ―

本年3月28日、ブログ開設17周年を迎えます。これまでのご声援に、深く感謝申し上げます。

陽春の黒地獄(何週間にも亘り祝日がない状態)では第4週から2回、

道路上の交通や駅構内、オフィス内での「安全を考える」シリーズを行って参りました。

 

今回の黒地獄本番では金曜日から月曜日に移し、タイトルの番号は①からに戻します。

ゴールデンウィークはまだ明けておりませんが、黒地獄が終わった時点で全ての企画記事を終了したいため、本日より開始致します。

それに伴い、過去の安全対策記事のリブログは打ち切ります。

 

安全を考えるシリーズ、改めての第1回は

 

L空間から離れよか・列車から離れて

 

です。

 

「L空間」というのは、ホーム上における列車と点字ブロックとの間のことを指します。

JR西日本が呼びかけております。

 

私はこれを、昨年の香川への旅行に行く途中のJR西日本の駅で見かけました。


L空間から離れよか!

 列車が降りた後は、安全のために速やかに列車から離れ、

ホーム側に入るようにしましょう。

 

ホーム上を通行される場合も、この「L空間」に入らないように。

 

L空間の例

元山(ことでん)



逆L字ですがL空間の例

千葉ニュータウン中央

本当にこれは、JR西日本の言う通りです。

例えば、北総線の千葉ニュータウン中央駅では下り列車の後方の乗客が降りると、乗客は一斉にホームの端、まさにこの「L空間」を堂々と高速で歩いております。

 

しかも、列車が発車し始めていても何でも、

通過列車が真横を走っていようと何だろうと、関係ない有様です。

これは危険な行為です。

事故が起きないほうが不思議なほどです。

 

もしも、列車が来ている(動き始めている時)にこの「L空間」で人とすれ違うことがあろうものなら、列車との接触もあり得ます。

 

例えばインターネットのニュースで、

しばしばJR西日本の駅で、乗客が新快速電車と接触して云々・・・という話題を聞きます。

 

これは決してひと事ではありません。

通過列車のない駅でも、接触事故は起こり得ます。

 

接触事故を防ぐため、列車を降りてホームに降り立ったら、

「L空間」から離れてホーム側に寄りましょう。

 

昨今ではホームドアのある駅も増えておりますが、

まだまだ十分ではありませんし、田舎の駅や無人駅ではそれは望めません。

 

安全を常に意識して、こうしていたらどうなるか・・・と想像しながら、

駅構内を歩くようにしましょう。