黒地獄の企画記事。
木曜日は、駅名に「黒」とつく駅をご紹介致します。
3回目はJR東日本、東北本線の黒磯駅。
ここまでが、東北本線の「宇都宮線」区間です。
開業は1886年(明治19年)12月です。
黒磯駅はかつて、駅構内で直流、交流の切り替えが可能でした。
しかし、管理の手間や設備の老朽化、作業員の感電事故などがあったことからこれをやめ、完全直流化されました。
黒磯〜高久間にデッドセクションを設け、ここで直流、交流の切り替えを行います。
これにより、仙台からの701やE721などの交流区間専用車両が入線できなくなりました。
いっときはキハ110もありましたが、現在はE531の5両編成が来ます。
黒磯から新白河間「白黒」区間は、県境があり乗客の往来が少なく、列車の本数が絞られております。
黒磯から高久以北に行く場合、SuicaなどのICカードは利用不可能です。
宇都宮線と呼ばれる区間からも外れます。
ちなみに、東北線の福島県内の駅でSuica等を利用できるのは、矢吹駅からです。