「黒」とつく駅シリーズ② JR東北線・黒田原駅 | AKI―エーケーアイ―

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本年3月28日、ブログ開設17周年を迎えます。これまでのご声援に、深く感謝申し上げます。

黒地獄の企画記事。

木曜日は、駅名に「黒」とつく駅をご紹介致します。

 

2回目はJR東日本、東北本線の黒田原駅。

黒磯より先、新白河までの間の「白黒」間、栃木県那須郡那須町にある駅です。


開業は1891年(明治24年)9月で、現在とは異なる場所に位置していたのだそうです。


黒田原駅

ウィキペディアより


黒磯駅の直流化により、仙台からの701やE721などが来なくなりました。

いっときはキハ110もありましたが、現在はE531の5両編成が来ます。

黒磯から先ですので、SuicaなどのICカードは利用不可能です。
宇都宮線と呼ばれる区間からも外れています。

付近には、那須町役場や栃木県立那須高校があります。

那須高校は、駅から徒歩で約20分かかるそうです。


那須高校があるためか、白黒間にある中間駅としては利用客の多い駅(1日平均約350人)です。


那須高校と黒田原駅といえば、


東北線の減便による授業時間の繰り上げを余儀なくされた


問題を思い出します。

 


 


問題は、2022年に発生しました。

その年のダイヤ改正で黒田原駅16:48発の上りがなくなり、下校する生徒は15:55発に乗車することになってしまいました。


那須高校の終業は15:45でしたが、これを15:30に繰り上げられることになりました。

で、下校する生徒は駅までダッシュを強いられることに。


それでもJR東日本は、那須高校の要望を一蹴したそうです。


一昨年の夏に栃木に出張していた時、両毛線が高校生に支えられている実態を見ました。

東北線の白黒区間も同じかと思います。


ただでさえ少ない列車を、ガンガン切るのはどうなのか。


尚、現在の黒田原駅発の下校時上り列車は、16:02発です。

あの当時よりは、幾分マシになっているかと思われます。

 

1日に4〜5本レベルよりかはマシですが、やはりその駅や列車を利用する乗客には大問題なのです。


那須高校の生徒が以前のように、余裕をもって東北線を利用できる時は訪れるのか、気になります。