これまでやってきた、朝日バス、国際十王交通バスによる県をまたぐ移動は、いずれも2県でした。
(群馬→埼玉、埼玉→茨城)
ところがこんどは
埼玉→千葉→茨城の3県をまたぐ旅
なのです。
境車庫
春日部駅前では、カメラのオーバーヒートで撮影できませんでした。
1本の路線で、3つの県をまたぐ。
高速バスや長距離バスならともかく、
一般の路線バスで、3つの県をまたぐ路線
はかなり珍しいのでは、と思います。
今回は、茨城県猿島郡境町に行きました。
境町は以前、関宿城博物館に行った際にも行ったことがあります。
先ずは、東武野田線の急行で春日部へ。
春日部駅から、境車庫行きに乗車します。
尚、この境車庫行きは土休日ダイヤのみの運行で、1日3往復のみです。
◆春日部駅発
1235 1405 1607
◇境車庫発
0800 1155 1423
時刻表
イオンモール行きや関宿中央ターミナル行きなど、途中止まりが多くあります。
この中から、境車庫行きを探すのは苦労します。
こういう時、近鉄型や宮城交通型の時刻表だと助かります。
境町のホームページにも、紹介があります。
http://www.town.sakai.ibaraki.jp/sp/page/page000258.html
境町によると、平成25年(2013年)12月より運行が開始されたようです。
イオンモールへのアクセスのためにできたのかどうかわかりませんが、3つの県をまたぐ一般バス路線のインパクトが強烈です。
バスは駅を出ると、しばらく電柱のないスッキリした街並みを走ります。
江戸時代の、粕壁宿として栄えていた頃の面影も感じられる街並みです。
「匠大塚」の建物は、かつてはロビンソン百貨店、西武百貨店春日部店でした。
大塚家具元会長の勝久さんが、ここに本店を構えました。
「一条交差点」には、矢部製麺所があります。
麺の購入は、なぜか硝子店で購入することになっています。
(実は8月初めに行きました)
その複雑な交差点を越えると、次は「女子高入口」バス停です。
「女子高」とは、埼玉県立春日部女子高校です。神社の前にバス停があります。
女子高入口を出ると、大落古利根川を渡ります。
少し走ると、「東高校入口」バス停です。
「東高校」とは、埼玉県立春日部東高校です。
ということで、このバス路線は
特に関宿地区から、春日部女子高校と春日部東高校へのアクセスに便利
です。
東高校入口バス停の横には、春日部市牛島野球場があります。
高校野球や、大学の準硬式野球で使われるようです。
さらに進むと、イオンモール春日部に着きます。
イオンモールまでは、約15分かかりました。
ここまでは1時間に4~6本と、非常に本数の多い路線となっております。
(一部イオンモールを経由しない便もあります)
この路線については、4回に分けてお話し致します。
乞うご期待。