皆様のお住まいの、または皆様が公立高校を受検された頃、学区制というものがあったでしょうか?
学区制とは、公立高校の普通科の受検にあたり、都道府県をいくつかのブロックに区分けし、自分の住んでいる学区、またはその隣の学区から希望の高校を選ぶ、という制度です。
現在では、半分くらいの都道府県でこれが撤廃(=全県一学区)されているようです。
特に、関東で未だに学区制を維持しているのは千葉県だけです。
広い県や田舎の県でもやってるんですよ。
交通が比較的便利な県がこれだもんな。
だから千葉は見下されるのです。
(*’艸3`):;*。 プッ
千葉県の学区制は…
千葉県を9の学区に分ける
自分の学区と、その隣の学区を受検できる
但し商業、工業、農業、家政、理数、国際、体育などの特別な学科は県下一円。
幕張総合高校、千葉女子高校、木更津東高校(女子校)も県下一円。
現在の千葉県の学区
昔は12学区もあり、もう少し制約がありました。
昔の12学区(北部)
地域にもよりますが、この学区制のために、せっかく交通が発達していても、そのメリットを活かせない事態が放置されていました。
実は、今でもそういった地域があります。
これが北総線であれば、もはや犯罪だぞこの野郎!!
北総鉄道の強みを殺し、北総鉄道の収入増を阻んでいるのだからな。
この問題について私は、卒論のテーマ(交通経済のゼミナール)に取り上げたことがあります。
少しは改善されていますが。
今回の地図を踏まえ、交通という視点から、明日以降少しずつ詳しくお話しします。