この時期になりますと「クリスマス中止」という、わけのわからない言葉が飛び交います。これはもちろんネタです。
が、本当にクリスマスを中止、いや中止どころか禁止している人たちがいます。
その人たちとは・・・
宗教の話で、なおかつ非難する内容の話ですので、名指しは考え物です。ということで、ややぼかして表現致します。
信号機のような色の旗の某宗教
それから、
富士宮に総本山のある、日本酒の銘柄のような名前の某宗教
です。
先日、後者のほうの集会に呼ばれて、都内某所のお寺に行ったのですが、それはそれは恐ろしいものでした。
それをきっかけに、インターネットで調べてみました。
すると・・・
キリスト教や神道など、他の宗教を「邪教」とみなして、その宗教の教義の矛盾点を見つけては徹底的に否定し、論破する。
これを「破折(はせつ)」というそうです。
先日はお寺に行った際、初めての人を相手には歓談の場を持つと称し、2時間半も話を聞かされるという、強烈な洗脳体制でありました。
これを「折伏(しゃくふく/しゃくぶく)」と呼ぶそうです。
つまり、勧誘を意味します。それにしても強引です。この話を他の人に話したところ、
用心したほうが良い
と言われました。案の定でした。
ちなみにこれは、僧侶(お坊さん)ではなく、1人のアクの強い信者によってやられました。このオッサンはだんだんと話しているうちにヒートアップして、攻撃的になっていく様相がよく伝わりました。
お坊さんは、悪い方ではなかったのですが・・・。
その中で白金の明治学院のカウンセリングの話は、キリスト教の話などをしたのですが、
カウンセリングがなくなったらどうする?
だの、
キリスト教は罪人を多く作る宗教だ。懺悔すればまた悪いことをするから。
だのと、わけのわからないことをほざき続け、もはや屁理屈の世界です。もう頭おかしんちゃう( ^∀^)
ここまでくると、
お前らのほうが邪教だろう!他宗教への敬意がないだなんて気持ち悪すぎだ!
と感じます。
ここでは明治学院の名は出しませんでした(そのタイミングがなかった)が、私が日頃から大変お世話になり、心を支えてくれている明治学院を悪く言うことに、非常に不快な気分にさせられました。
邪教といえば、他の宗教的行事への参加も、上に挙げた両宗教とも禁止しているのだそうです。
たとえばクリスマスや初詣はもちろん、町内会の夏祭りや七五三、修学旅行や遠足での神社仏閣、教会等を見学や、お守りをもらうことすら厳しく禁じているのだそうです。
本人や、家族で望んで入信している人ならともかく、子供等はかわいそうだよな。
みんなが普通に参加しているお祭りも、修学旅行や遠足でも制約ができて、どうなのか。
高校や大学選びでも、宗教系の学校(仏教、キリスト教、神道)もNGなのか?
宗教は、人生を豊かにするものではないのか?
苦しみながら、多くの制約や犠牲を受けてまでもやるものなのか?
想像するだけで、背筋が凍ります。
宗教の信仰については、何ら否定するつもりはありません。
しかしながら、望まない人にそれを強制したり、他宗教への敬意がないどころか敵意丸出しの態度には、強い不快感を覚えます。
声をかけてきた人との今後の付き合いも、考えたくなります。