保育園には昼寝、スペインにはシエスタというように、昼寝という習慣を行うところが多くあります。
人間は起きてから、約6~8時間後くらいになると眠気がくるようになっています。例えば朝6時に起きると、だいたい正午~午後2時くらいに眠気が襲ってくるという計算になります。
その時間帯は仕事であれば、能率が鈍り、ミスが多く起きやすいといわれます。また学校でも、勉學の能率も仕事同様に鈍り、先生の言うこともところどころ聞き漏らし、ということが往々にして起こり得ます。
また道路では、この時間帯は交通事故が発生しやすいといわれています。やはり睡魔の成せる業であります。
この眠気というのは、食事の有無は関係ありません。(量が多ければ影響するかもしれませんが)
ということで、この時間帯に昼寝、または仮眠をするというのは、たいへん理に適った行動なのであります。この15~30分くらいの短い仮眠を「パワーナップ」と呼ぶのだそうです。
私の職場では、休憩室は倉庫のパート専用で、その他の人は休憩として使用する権利はありません。ではどうするかというと、デスクで休憩をするのです。それが終わると、おそらく7割くらいの人はゾンビみたいに死んだ目で、わずか45分という短い休憩時間にまで仕事をしてしまうという異常な性質を持っています。
生理リズムに逆らってまで仕事なんかして、何が楽しいんだか(*’艸3`):;*。 プッ
さらに異常なのは、休憩中の人にまで、休憩中にもかかわらず仕事を強制する人間がいるのです。本当に迷惑でうざいし、悪質な嫌がらせです。(-_-メ
こんな仕事中毒者の多い職場で働かされるくらいなら、刑務所の懲役刑のほうがマシだ!
とさえ思いたくなってしまうほどであります。
それに嫌気がさした私はいつからか、昼休みに外の公園へ出る習慣がつきました。
暑い日も、寒い日も、雨や雪が降らない限りいつでも。
しかし公園は徒歩で5分もかかり、往復では10分もかかるのです。信号待ち等もあることから、実際にはもう少し時間がかかります。実際に昼寝ができるのは15分くらいです。春や秋、夏でもそよ風が吹いていれば心地よいのですが、そうでなければ苦しいものです。
だいいち、歩く時間がもったいない。その10分だって、本当は寝る時間に充てたかった。
尚、前の部署のある、別の建屋には広い更衣室があり、ソファがあります。
が、部署を離れてしまった身分で使っても良いかどうか・・・と実に3年間も遠慮していました。
が、先日の飲み会でその話題が出たところ、どうも使っても問題なさそうだ!ということが判明しました。
ということで、先月の末くらいから、昼休みは別の建屋の更衣室で寝ることにしました。おおよそ30分はぐっすり眠れます。つまり、パワーナップをやる権利を取り戻した、ということであります。
そのおかげで私は、
午後も順調に業務ができるようになった
という好結果が出ました。
それまでは午後はあくびが止まらず、イライラし通しで、地獄の時間帯でした。休憩時間中に仕事を強制された日には頭にきて、10~15分も平気で席を離れることすらありました。
嫌煙者だって席くらい離れてもいいだろ、とばかりに。
それでも眠くなる時には、チョコレートを少し食べればスッキリできます。
休憩時間はしっかり休憩して、午後の体調を整える。これだって仕事のうちです。
また、更衣室内は空調が程よく効いているので、今までとは比べ物にならないくらい、身体がリラックスできていることに気づきました。
気づけば、
Standup!
してしまうくらいのリラックスぶりであります。
参考記事(当ブログ):
http://ameblo.jp/inzaiseijin/entry-12175935654.html
尚、この現象は、女性でも似たような現象が起きるらしいです(*´ω`*)
どちらにしても、リラックス度のバロメーターと考えてよさそうです。ちなみに30分寝始めて、Standup!がなかった時は今のところ一度もありません。
もう毎日昇天しています。
思えば、外へ出ている時や、デスクに軟禁されている時は、とてもそんな状態になるとは思いもよりませんでした。つまり、それだけ緊張感と威圧感に苛まれていたということであります。そのギャップゆえでありましょう。
今後も毎昼30分しっかり寝て、常に順調に仕事ができるようなコンディションを作り続けてゆきます('-^*)/