二十四節気では空から降る雪が雨に変わる時期
『雨水』
固く閉ざされていた大地も、人の体も心も少しずつ緩んできます
花粉症などもチラホラと出てきているようですね
それは、体内に籠った熱が上昇し、顔周りに蓄積されたムクミという名の脂肪が緩み始めて津液となり、鼻水などで外へ出るのです。
そこで動き回る陽の性質を持つ花粉という因子が加わると、更なる刺激により目の痒みや湿疹、咳などの様々な表現をしながら外へ発散しようとします。
時として、外向きのエネルギーに満ち溢れた春野菜を食べると同じような症状が表れることもあります。
まずは、体内のムクミを取る事が必須。
足元を冷やさない事。
ユックリお風呂に浸かり、体内に籠った熱を汗によって放出させる事。
前回もお話しした熱を生む肉や糖質は少なめに。
おススメの薬膳茶は、経皮茶。
植物は、部位によって働きも違います。
経皮は、皮膚表面に気血を万遍なく流してくれます。
まずは、固くなった皮膚表面を柔らかくして、汗を出やすい体にしていきましょう。