7月になりました。
自分の命が春夏秋冬のいつ終わるか、
たまに考える。
7月は祖母と愛犬が旅立った日で
きっと私もいつかの7月なのではないかなと
やや期待混じりで思う。
愛してやまないチワワのリクは
2022年7月17日に虹の橋を渡りました。
18歳でした。
チワワの平均寿命を超えての大往生。
母からリクが危篤との連絡を受けてから
3週間頑張ってくれて、
それまでも大きな病気もせずずっと健康で
少し認知症ではあったけれど
最期まで手のかからない子でした。
他の犬もそうなのか知らないけれど
リクが散歩に行った後の独特な香りがある。
草のにおいというか…
ここからはリクが旅立つほんの少し前の
不思議なお話。
19:00
リクはずっと目を開けているけれど、
意識はあるのかないのかわからない様子。
普段はほとんど寝ているので
こんなに長時間起きてるのは不自然だし
瞬きをちゃんとしていなかったのでほぼ意識はなかったのだと思う。
痙攣なのか後脚を何度も蹴り、尻尾も喜んでいる時みたいにふりふりを繰り返す。
21:20
父に野暮用ができる。
徒歩往復10分くらいで済む
本当にどうでもいい用事なのだけれど、
リクは私がみてるから母と二人で行くように促す。
今までこんなことってない。
21:30
父母、帰宅。
二人がリビングに入って来た瞬間、あのにおい!
リクが散歩から帰ってきた時にするにおい。
思わず「犬くさっ!!!どこ歩いて来たの?」と。
父と母も私に言われてにおいに気がつく。
もはや異臭騒ぎ。
21:35
翌日仕事なのでもう寝るという父。
リクに「おやすみ」を言わなかったので
執拗に「リクにおやすみして」と呼び戻す。
その時のリクは不自然なくらい
静かで穏やかな呼吸になっていたので
なんとなく今夜がお別れかなと感じていて
ちゃんと声かけといてほしかったのが私の気持ち。
そして「おやすみ」をして寝室へ向かう父を
慌てて再び呼び戻すことになる。
21:40
ほんの何秒か苦しそうにしたけれど
母父私がリクの側に揃って触れた瞬間にすっと旅立った。
その時にはもう父と母からお散歩後の犬のにおいは
全くしなくなっていて。
父は自分のシャツのにおいを確認しながら
「あ、(自分の)汗のにおいがする!」とか
素で言ってて。ふざけてんのかな?
都合の良い解釈かもしれないけれど
後ろ足と尻尾が動いていたのも痙攣ではなかったのかしら。
大好きな父と、
昼夜問わずずっと世話をしてくれた母と、
一緒に最後のお散歩に出掛けて
おうちに帰ってきた時に体に戻って旅立ったのかなと思わずにはいられない出来事でした。
本当に空気読んだのかなと思うほどタイミング良く
亡くなった翌日は祝日だったので
すぐに手配をしてお葬式となりました。
妹と私のパートナーも合流。
きちんと皆で見送ることができました。
お骨はとても綺麗に並べていただいて
写真に収めておけば良かったと思うほど。
小型犬の頭蓋骨は火葬をすると砕けてしまうことが多いそうなのだけれど、投薬もしていなかったのでしっかり残っていました。
爪や喉仏、膝の骨など
本当に小さいけれどしっかり残っていて
「骨になっても可愛い!」と親バカ家族でした。
3年経っても実家に帰ると姿を探してしまう。
唯一無二の個体。
どうか幸せな一生だったと良いなと思います。

