書店 | 直さんの独り言

直さんの独り言

50歳代前半に早期退職をし,ど素人が始めた「珈琲かぶとむし」も閉店し、今は新しいライフスタイルを模索中です。


今、当市に本屋さんは何軒あるだろう?自分が知る限りでは三軒かな・・・
自分達が若い頃、そう20代の頃は相当数あったように記憶している。小さい本屋さんではあったが、たぶん20軒近くはあったのではないだろうか?

自分が小さい頃は正月に「少年」を買って貰った事が今も嬉しい思い出として残っている。それ以外は読書感想文を書かなければいけない宿題があって買った時くらいかな・・・本を買ったのは。

本格的に本を購入し始めたのはたぶん30代後半から40代だったと思う(趣味の無線、オーディオ、楽譜の雑誌を除いては)。仕事に役立つ本を求めて買ったのが最初。それから徐々に小説、仏教関連の本を買い漁った様な気がする。何れも必要に迫られてと言う感が否めない。あの当時もし今のようにスマートフォンで何でも調べることが出来たり、情報が得られる環境があったらあんなに部屋に本が並ぶことは無かったかもしれない。

最近は本屋さんの廃業、閉店の報道が目につくようになった。自分は電子書籍を読む気にはどうしてもなれないし、本を手元に置くことにも意味があると思っている人間なのでそうしているだけ。今の若い方達はそれこそ小さい頃から今の環境に慣れているし、いつでも何処でも情報が得られる環境にあれば敢えて本を買い求めて本棚に収める必要はないのかもしれない。