色鉛筆 | 直さんの独り言

直さんの独り言

50歳代前半に早期退職をし,ど素人が始めた「珈琲かぶとむし」も閉店し、今は新しいライフスタイルを模索中です。

油絵、水彩画、墨絵・・・様々な絵の技法があるが、色鉛筆での作画も描く人が描けばそれはそれは凄いものだ。


色鉛筆で描き慣れている人が色つきシャープペンシルを使うようにと言われたら、それは抵抗があるだろう。出来上がったその絵を販売しているとなると尚更の事。


これは、現在拘置所に収容されている死刑囚の方の話だ。その方は色鉛筆での作画活動を続けていたらしい。しかし、法務省の訓令(良く解らない)が改正され、鉛筆の代わりにシャープペンシルを使わなければなくなったらしい。理由は書かれていない。何故だろう?しかも、それは拘置所から支給されるものではなく、自前で購入していると言うから益々不可解である。


絵を描く自由を認めているのなら、使用する道具も認めてしかるべき(危険がなければ)だし、さもなくば絵を描く事自体を認めないかのどちらかだと思うのだが・・・

この方は2014年に最高裁で死刑が確定したらしい。しかし、現在2021年、7年もの間死刑囚として過ごしている訳だが、7年もの間執行出来ない何らかの理由があるのであれば、死刑囚と確定するにはちょっと無理があるのではなかろうか?と思ったりもする。 


今回は、死刑囚が、収容される環境について国を提訴すると言う複雑な事態になっている。事実関係をもう少し詳しく報道してもらいたいような気がしないでもない。