今日は「終戦の日」。自分だけかもしれないが、今朝起きた時に初めてそれを認識した。広島、長崎の「原爆の日」も、正直今年は思い出さなかった。首相の「挨拶読み飛ばし報道」を聞いて、「あぁ、そう言えば・・・」といった具合である。今までこんな事は無かった。
東京五輪、大雨被害、勢いが増すばかりのコロナウィルス。様々な出来事が重なり、式典自体も従来に比べて小規模になっていることも影響しているのかも知れない。
しかし、世界唯一の被爆国である日本だから、どの国よりも大きく不戦、核廃絶を叫ばなければいけない立場にある。ただ、現実的には戦争体験者の減少、日米安保のしがらみもあり、本来のあるべき姿には残念ながら程遠いと言わざるを得ない。
アフガニスタンの紛争激化、朝鮮半島での微妙な両国な駆け引き、米国と中国の水面下の綱引きと、どちらを見ても「緊迫」の二文字が見え隠れするのもまた事実である。
数多くの犠牲者を出すことになったあの悲劇を二度と引き起こさないために、もう一度この八月と言う月を振り返ってみたいと、大いに反省しているところである。