ミスに至った経緯はわからない。おそらくアクセス紹介は今回だけでなく、過去に何度も使っていたに違いない。作業を簡略化するために都度作ることをせず、保管しているファイルを流用したものと推測する。その作業そのものは間違いではなく、効率化のためにどこでもやられている手順に違いない。今回の場合はファイルのメンテナンスが適切に行われなかったためにミスを招いてしまっただけのことだろう。
ベテランの作業者が単純なミスをしてしまうことが意外と少なくない。手順、基準が頭の中に入っているために、本来手順書を見ながら作業すべき所を省略したために起こしてしまう単純ミスである。
大事な仕事の場合は敢えて手順を複雑化してしまうことも一つの方法である。
今朝の記事では、ささいな一つのミスでも一気に信頼を失墜してしまうことへの警告であった。起きてしまったのが役所であったので指摘もいたしかたない。